作品レシピ
2025年08月09日

夏にうれしい冷んやりドリンク!レジンのコーヒーフロートの作り方

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まだまだ暑い日が続きますね。こんな季節にはひんやりドリンクがうれしいものです。甘くて冷たくて美味しいコーヒーフロートが飲みたいな、と思ってレジンのキーホルダーを作ってみました。 

 

本体にはフロートにぴったりのグラスのモールドを使用。アイスクリームは半円の薄型で作ります。濃いめのアイスコーヒーとミルクの境目をマーブル模様にして、よりリアルに、より美味しそうに。ストローに見立てた竹ビーズの小道具も、可愛らしいアクセントになりました。 

 

きれいに仕上げるための途中のトラブルシューティング等含め、詳しい作り方をご説明いたします。 

ジャンル:
レジンレジン

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

・作家のためのレジン

・2種のソーダグラスモールド

・シリコンモールド ベーシック

・調色パレット

・作家のためのレジン 着色剤(ブラック、ブラウン、ホワイト)

・竹串

・カーテン用のふさかけフック

・耐震マット

・ヤスリ

・ピンバイス

・接着剤

・平ヤットコ(アクセサリー工具セット)

・ヒートン

・竹ビーズ

・デコホイップ

・コーティング液

・キーホルダーパーツ

・丸カン

・穴あきパール

・Tピン

・ゴールドビーズ

・UV-LEDライト

2.作り方

本体にはソーダグラスの、アイスクリームの部分には丸や四角が作れるベーシックデザインのモールドを使用します。

coffee 01

2色のカラーレジンを作ります。使うのは、作家のためのレジン。

coffee 02

調色パレットにレジンを流し入れます。

coffee 03

ブラック、ブラウン、そしてホワイトの3色の着色剤を使います。

coffee 04

パレットのひとつにはブラックとブラウンの、もうひとつにはホワイトの着色剤を加えます。

coffee 05

竹串などでそれぞれしっかり混ぜます。

coffee 06

グラスの型の下の部分に透明レジンを流し入れます。

coffee 07

竹串で伸ばしてレジンを行き渡らせます。上の部分にレジンが流れないよう、モールドを斜めに傾けて硬化します。

coffee 08

グラスの下3分の1にホワイトの着色レジンを流し入れます。

coffee 09

グラスの上の部分にブラウンの着色レジンを流し入れます。

coffee 10

ホワイトとブラウンの着色レジンの境目を竹串で軽く混ぜてマーブル模様にしたら硬化します。

coffee 11

グラスの下の部分に2層めのクリアレジンを流します。この時点でモールドいっぱいになるようにします。

coffee 12

竹串でグラスの下部分全体に行き渡らせ、硬化します。

coffee 13

グラスの3分の1にホワイトの着色レジンを流し入れます。

coffee 14

グラスの上部分にブラウンの着色レジンを流します。この時点でグラス部分もモールドいっぱいになるように流します。

coffee 15

カラーレジンの境目を竹串で軽く混ぜてマーブル模様にして硬化します。

coffee 16

モールドから取り出します。

coffee 17

何層にも分けて硬化を繰り返すとモールドとレジンパーツの間にどうしても隙間ができ、段差が生じてしまいます。そこで対処します。

coffee 18

段差の部分に同じカラーの着色レジンを付けて段差をなくし、硬化します。

coffee 19

モールドの底にあたる裏面は確認しながらできないため、マーブル模様が作りにくいかもしれません。模様が不自然に見える場合は、ここでリカバリーを行ないましょう。必要箇所にホワイトの着色レジンを流します。

coffee 20

ブラウンの着色レジンも流します。

coffee 21

境目を竹串で軽く混ぜ、お好みのマーブル模様にしてから硬化します。

coffee 22

表面を上にして耐震マットに乗せて固定し、レジンをぷっくり盛ります。

coffee 23

竹串で全体に行き渡らせ、硬化します。

coffee 24

裏面も同様にレジンをぷっくり盛ります。

coffee 25

竹串で全体に行き渡らせ、硬化します。

coffee 26

竹串でブラウンの着色レジンをすくい取り、ホワイトの着色レジンに入れます。

coffee 28

竹串でよくかき混ぜてバニラアイスカラーの着色レジンを作ります。

coffee 29

ベーシックモールドの半円型を使います。

coffee 30

モールドの8割程度までバニラアイスカラーの着色レジンを流し入れて硬化します。

coffee 31

モールドから取り出します。

coffee 32

表面を上にして耐震マットに乗せ、固定します。着色レジンを盛って硬化します。

coffee 33

裏面にも着色レジンを盛り、硬化します。

coffee 34

ヤスリでバリを削って整えます。

coffee 35

アイスクリームパーツも同様に削って滑らかに整えます。

coffee 36

ピンバイスでヒートンを挿し込む穴を開けます。

coffee 37

次にストローを挿し込む穴を開けます。少し太めの穴を開けましょう。

coffee 38

接着剤を用い、ヒートンとストローを付けます。

coffee 39

竹串の先に接着剤を取り、穴に付けます。

coffee 40

ストローの穴にも接着剤を付けます。

coffee 41

ヒートンに接着剤を付けます。

coffee 42 ad

穴にヒートンを挿し込みます。

coffee 42

ストローには、竹ビーズを使います。ビーズに接着剤を少量付けます。

coffee 43

竹ビーズを挿し込みます。

coffee 44

ヒートンと竹ビーズを挿し込んだら丸1日乾かします。

coffee 45

デコホイップを使います。

coffee 46

グラスの上部にホイップを乗せます。

coffee 48

竹串でホイップを整えます。

coffee 49

バニラアイスを乗せ、48時間乾かします。

coffee 50

デコホイップが乾いたらクリップなどでヒートンを挟み、固定します。

coffee 51

コーティングをします。

coffee 52

グラスとバニラアイスにコーティング液を塗り、硬化します。

coffee 53

キーホルダーに仕上げてれば完成です。

coffee 54

3.まとめ

暑い日が続きますね。こんな季節はひんやりドリンクがうれしいものです。今回は冷たいバニラアイスが乗ったコーヒーフロートのキーホルダーを作ってみました。

コーヒーフロートの最大の特徴は、グラスからぽこんと飛び出して浮かぶバニラアイスクリーム。このパーツはベーシックなモールドに含まれる半円の薄型を使って作りました。お手持ちのグラスのモールドに幅の合うサイズを選ばれると良いでしょう。

濃いめのコーヒーとミルクのグラデーションも、コーヒーフロートの魅力のひとつです。これは2色のカラーレジンを作ってモールドに分けて入れることで再現。コーヒー色とミルク色の境目を竹串で軽く混ぜてマーブル模様にするので、とってもリアルに仕上がります。

確認しながら混ぜられる表面と違い、モールドの底にあたるパーツの裏面はマーブル模様が作りにくいかもしれません。硬化後取り出して見て思うようにできていない場合は、ここでリカバリーを行います。できたパーツの上にホワイトとブラウンの着色レジンを乗せ、お好みのマーブル模様になるよう竹串で混ぜればOKです。

層にしながら硬化を繰り返して本体を形成するレシピでは、どうしてもモールドとパーツの間にギャップができて段差が生じてしまいます。そんな時は、同じ色のレジンを側面に塗って硬化して段差をなくします。

今回ストローには、竹ビーズがぴったりサイズでした。ヒートンを付ける要領でパーツの側面にピンバイスで穴を開け、接着剤を付けて挿し込めばまさにストロー。デコホイップで飾ってとっても美味しそうな本物さながらのレジンのコーヒーフロートになりました。

コーヒーフロートはもちろん、グリーンで抹茶フロートにするのもいいかもしれません。遊び心のあるレジンアクセサリー作り。暑い季節に飲み物をモチーフにしたチャーム作りはいかがでしょうか。

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