目次
- 1.材料と道具
- 2.使い方
- 3.まとめ
もう何年も前から欲しかったツールをようやく手に入れました。カードのアクセントにする
度に、プレゼントの包みに結ぶ度に、「あれがあったら」と感じていたウィーアーメモリーキーパーズのリボンカッターです。
思った通りの仕事ぶりに、「やっぱり必要だった!」と納得です。ライターの熱で溶かしたりボンドでほつれ止めをされている方にもきっと便利なクラフトツール。使い方をご紹介いたします。
・リボンカッター
・USBアダプター(またはバッテリーパック)
・リボン
ウィーアーメモリーキーパーズのリボンカッターは、机の上に置いてもハンドホールドでも使える軽量設計。
以前は乾電池が必要でしたが、リニューアルしてUSBケーブル式になりました。
お手持ちのアダプターに差し込んでコンセントにつないで使います。
私はバッテリーパックにつなぎました。
オン・オフボタンはここ。
オンにすると、ライトがつきます。
中にワイヤーが張られており、これを加熱してリボンを切り落とす仕組みになっています。
前に使った時にハサミでカットした部分。スプールに巻き戻してセロファンテープを貼って留めていたので、剥がしたら切り口がほつれてこんな状態に。
サテンやオーガンジー、グログランなどは、織られ方の関係上、どんなにシャープなハサミを使ってもこうなっちゃいますよね。でもリボンカッターがあれば問題解決!
カッターのトップを開きます。
カットしたい部分が真ん中に来るように、ベースにリボンを置きます。
ふたを閉めます。この時点ではまだカットされません。
このボタンを押すことで、加熱されたワイヤーが降りてリボンに触れます。
熱で切り落とすので、端が溶けてしっかりシールされています。これではほつれようがありません
もっともほつれやすいのが、先が細くなる斜めカットですよね。ベースに置く角度を変えれば、アングルカットも自在です。
スパッとシャープな切り口になりました。
ワイヤーの長さである3インチ(7.62cm)の幅までカット可能。これくらいの幅広リボンなら余裕です。
ハサミだと1回ではカットしきれないような幅でも、リボンカッターなら…
こんなにきれいです。
V字カットにしたい場合は、リボンを中心で折ります。
折った状態で角度をつけてベースに置きます。
ふたを閉めます。ボタンを押さない限りワイヤーは触れないので、この時点ならリボンの角度を変えてV字の切り込みの深さを調整できます。
位置を確定したら、ボタンを押してカット。
均等なV字に惚れ惚れ。
写真ではしっかりとシールされた手触りがお伝えできなくて残念。
蝶結びにしてから端をカットし、ペーパープロジェクトのアクセントなどにしたい場合もあります。
リボンの輪や結び目がワイヤーに触れないように上手くベースに置けば大丈夫。
ずれないようにしっかり押さえてふたを閉め、ボタンを押します。
きれいなアングルカットになりました。
結び目からの距離と角度を同じにして、反対側のリボンの足もカット。
これならほつれないので、安心して作り置きもできます。
ハンドツールとしても使えるので、ラッピングしたリボンのカットにも行けそうです。今年のクリスマスプレゼントの用意が楽しみ!
花束のデザインのアクセントなど、スタンプやダイを使ったカード作りにたびたび利用するオーガンジーやサテンのリボン。スクラップブッキングにもペーパーに色や柄を合わせてよく使いますが、接着したり、移動させたり…なんてやっていると切り口がほつれてきてしまいます。
仕上げにもう一度カットし直すことを想定して長めに足を残したりすることもありましたが、リボンカッターがあればもうその心配はありません。熱で溶かしてシールするので、引っ張ってもほつれようがないからです。
タッセルで作ったストラップにもリボンをつけたかったのですが、持ち歩くうちに切り口がぽろぽろになって見苦しくなるかな、と思ってやめました。でもリボンカッターを入手したので、安心してデザイン変更です!