かんたん!きれい!リボンカッターの使い方
基礎テクニック
2020年12月23日

かんたん!きれい!リボンカッターの使い方

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もう何年も前から欲しかったツールをようやく手に入れました。カードのアクセントにする 

度に、プレゼントの包みに結ぶ度に、「あれがあったら」と感じていたウィーアーメモリーキーパーズのリボンカッターです。 

 

思った通りの仕事ぶりに、「やっぱり必要だった!」と納得です。ライターの熱で溶かしたりボンドでほつれ止めをされている方にもきっと便利なクラフトツール。使い方をご紹介いたします。 

 

ジャンル:
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目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.使い方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

ribbon cutter supplies

・リボンカッター
・USBアダプター(またはバッテリーパック)
・リボン

2.使い方

ウィーアーメモリーキーパーズのリボンカッターは、机の上に置いてもハンドホールドでも使える軽量設計。

ribbon cutter 01

以前は乾電池が必要でしたが、リニューアルしてUSBケーブル式になりました。

ribbon cutter 02

お手持ちのアダプターに差し込んでコンセントにつないで使います。

ribbon cutter 03

私はバッテリーパックにつなぎました。

ribbon cutter 04

オン・オフボタンはここ。

ribbon cutter 05

オンにすると、ライトがつきます。

ribbon cutter 06 a

中にワイヤーが張られており、これを加熱してリボンを切り落とす仕組みになっています。

ribbon cutter 6 b

前に使った時にハサミでカットした部分。スプールに巻き戻してセロファンテープを貼って留めていたので、剥がしたら切り口がほつれてこんな状態に。

ribbon cutter 07

サテンやオーガンジー、グログランなどは、織られ方の関係上、どんなにシャープなハサミを使ってもこうなっちゃいますよね。でもリボンカッターがあれば問題解決!

カッターのトップを開きます。

ribbon cutter 08

カットしたい部分が真ん中に来るように、ベースにリボンを置きます。

ribbon cutter 09

ふたを閉めます。この時点ではまだカットされません。

ribbon cutter 10

このボタンを押すことで、加熱されたワイヤーが降りてリボンに触れます。

ribbon cutter 11

熱で切り落とすので、端が溶けてしっかりシールされています。これではほつれようがありません

ribbon cutter 12

もっともほつれやすいのが、先が細くなる斜めカットですよね。ベースに置く角度を変えれば、アングルカットも自在です。

ribbon cutter 13

スパッとシャープな切り口になりました。

ribbon cutter 14

ワイヤーの長さである3インチ(7.62cm)の幅までカット可能。これくらいの幅広リボンなら余裕です。

ribbon cutter 15

ハサミだと1回ではカットしきれないような幅でも、リボンカッターなら…

ribbon cutter 16

こんなにきれいです。

ribbon cutter 17

V字カットにしたい場合は、リボンを中心で折ります。

ribbon cutter 18

折った状態で角度をつけてベースに置きます。

ribbon cutter 19

ふたを閉めます。ボタンを押さない限りワイヤーは触れないので、この時点ならリボンの角度を変えてV字の切り込みの深さを調整できます。

ribbon cutter 20

位置を確定したら、ボタンを押してカット。

ribbon cutter 21

均等なV字に惚れ惚れ。

ribbon cutter 22

写真ではしっかりとシールされた手触りがお伝えできなくて残念。

ribbon cutter 23

蝶結びにしてから端をカットし、ペーパープロジェクトのアクセントなどにしたい場合もあります。

ribbon cutter 24

リボンの輪や結び目がワイヤーに触れないように上手くベースに置けば大丈夫。

ribbon cutter 25

ずれないようにしっかり押さえてふたを閉め、ボタンを押します。

ribbon cutter 26

きれいなアングルカットになりました。

ribbon cutter 27

結び目からの距離と角度を同じにして、反対側のリボンの足もカット。

ribbon cutter 28

これならほつれないので、安心して作り置きもできます。

ribbon cutter 29

ハンドツールとしても使えるので、ラッピングしたリボンのカットにも行けそうです。今年のクリスマスプレゼントの用意が楽しみ!

ribbon cutter 31

3.まとめ

花束のデザインのアクセントなど、スタンプやダイを使ったカード作りにたびたび利用するオーガンジーやサテンのリボン。スクラップブッキングにもペーパーに色や柄を合わせてよく使いますが、接着したり、移動させたり…なんてやっていると切り口がほつれてきてしまいます。

仕上げにもう一度カットし直すことを想定して長めに足を残したりすることもありましたが、リボンカッターがあればもうその心配はありません。熱で溶かしてシールするので、引っ張ってもほつれようがないからです。

タッセルで作ったストラップにもリボンをつけたかったのですが、持ち歩くうちに切り口がぽろぽろになって見苦しくなるかな、と思ってやめました。でもリボンカッターを入手したので、安心してデザイン変更です!

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編む、縫う、刺す、切る、貼る…ハンドメイドはどのジャンルも子どもの頃から大好きで、海外に移住した現在...
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