目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
予熱したオーブンのふちに腕が触れてしまい、小さなやけどを火傷を負ってしまいました。若い頃ならすぐに治ってすっかり消えてしまう程度の軽傷なのですが、年を取って代謝が悪くなり、治癒力が低下したせいか、最近はちょっとした擦り傷や虫刺されのあとが長~く残ってしまうので不安です。
そこで、エッセンシャルオイルを数種類使い、傷あとを目立たなくするブレンドオイルを作りました。気づいた時にさっと塗れるようロールオン式のボトルに入れたので、ポーチの中に携帯して外出時にも使えます。
切り傷、すり傷、虫刺され跡、ニキビ跡などにも効果のある、簡単レシピです。
・ラベンダーオイル
・ヘリクリサムオイル(あれば)
・ティーツリーオイル(あれば)
・キャリアオイル(アーモンド、ホホバ等)
・ビタミンEオイル(あれば)
・ロールオンボトル
容器はふたがあるものなら何でもOK。小さなコスメの空き瓶やお弁当用の調味料入れ、またはドロッパー付き(スポイト式)のボトルでも良いでしょう。これらを使う場合は、オイルを指で取って患部に塗ることになります。
直接塗りたい場合は、ロールオン式のボトルが便利です。金属の球で塞がれており、肌に引くとくるくる回転して適量がアプライされます。
傷あとを薄くするエッセンシャルオイルの代表と言えば、ラベンダー。リラックスや安眠効果だけでなく、抗菌作用も優れているのです。
ティーツリーオイルも抗菌作用が高いので、我が家では夫のアフターシェーブローションの材料にしています。綿棒の先につけて耳掃除にも使います。
細胞増殖を促進すると言われるヘリクリサムオイルも、できてしまった傷には大変有効です。
他にも、フランキンセンス、シダーウッド、キャロットシード、ゼラニウム、ネロリなど、傷口に有効とされるオイルは意外と多いようです。肌につけるものなので、お好きな香りを選ぶと良いでしょう。
薬のように局部的に使うので、エッセンシャルオイルの濃度は3〜5%と高めにします。10mlのキャリアオイルに対し、エッセンシャルオイルを6滴入れれば3%濃度に、10滴なら5%濃度になります。ラベンダーオイルのみを使う場合は、これを6〜10滴ボトルに入れます。
数種類をブレンドする場合は、合計が6〜10滴になるようにします。私はラベンダーオイルを4滴、ヘリクリサムオイルを4滴…
ティーツリーオイルを2滴混ぜました。
キャリアにはアーモンドオイルを使いましたが、ココナッツオイル、アボカドオイル、ホホバオイルなど、何でもOKです。
ここで、あればビタミンEオイルも足します。ビタミンEは肌のアンチエイジングに効果的なだけでなく、オイル類の酸化を防いでくれるのでロールオンが長持ちするのです。
小さな瓶に液体を移す時、じょうごを使うとこぼさずに入れられます。
アーモンドオイルとビタミンEオイルが合計10mlになるようにします。私は7:3くらいになるように配合しました。アーモンドオイルを約7ml。
ビタミンEオイルを3mlほど注ぎます。ビタミンEオイルはハチミツくらいかそれ以上に粘度が高いので、ボトルを傾けただけでは垂れて来ません。ボトルの脇を軽く押す必要があるかもしれません。じょうごを通るのも遅いので、溢れないようにご注意。
ロールオンの内蓋を閉めます。
しっかり閉めるには力が要りますが、エッセンシャルボトルオープナーがあると簡単に閉まります。
ふたの直径の穴を選んで被せて…
グッと押し下げて閉めます。
サイドの半円の部分がオープナー。ふたを開けてオイルを足すときはここを使います。
ボトルを傾けたり回転させたりして中身をよく混ぜれば出来上がり。
手軽に直接オイルを塗ることができる、便利なロールオンです。
小さなロールオンボトルを使って傷あとを薄くするブレンドオイルを作りました。今日で3日めです。常に傍に置いて、気づいた時に塗るようにしています。指に取って伸ばす必要がないので、パソコンに向かっていてもクラフトをしていても塗った後指を拭いたりせず、すぐに作業に戻れて手軽です。
傷あとを目立たなくするエッセンシャルオイルと言えば、ラベンダーオイル。他にもティーツリー、フランキンセンス、ネロリなど、有効なオイルはたくさんあります。香りも同時に楽しめるので、お好きなものを選ばれると良いと思います。
オイルは徐々に酸化してくるので作ったら早めに使い切ることが奨励されていますが、優れた抗酸化作用で知られるビタミンEオイルを配合すれば長持ちします。肌のハリと潤いを保つ役目もあるアンチエイジングオイルなので、一石二鳥です。
お好きな香りのオイルでぜひ作ってみてください。