海のソイ&ジェルキャンドルの作り方
作品レシピ
2020年07月20日

海のソイ&ジェルキャンドルの作り方

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種類が豊富なキャンドルの中でも透明感があり、夏にぴったりのジェルキャンドル。砂や可愛いガラス細工を使った作品はワークショップなどでもよく見かけ、お子さまにも人気です。 

簡単そうにも見えますが、実は気泡が入りやすく、自宅で作るにはハードルも少し高いイメージです。気泡を取り除くためのコツなどもあるようですが、固まるまでに時間勝負なところもあるため、はじての場合、ひとつひとつ気に留めて作るにはちょっと大変ですよね。 

ならば、この気泡もあえて活かしてみれば、はじめての方にも作りやすいのではないかなとと思い、今回は海の中のような雰囲気の作品を作ってみました。 

気泡を気にせず、海の中の泡のように活かしてみれば、溶かして流すだけで気楽に作れます。 

今回はハード系のジェルを使い、更に上からソイワックスを溶かし入れ、砂浜と海の中のような夏にぴったりのキャンドルに仕上げました。 

ジャンル:
石けん・キャンドル石けん・キャンドル

目次

  1. 1.材料・道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ
  4. 4.参考になる投稿

1.材料・道具

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・ジェルワックス(ハードタイプ)・・・約100g

・ソイワックス…約30~40g ※ワックス量は、瓶の大きさによって調節してください。

・アロマオイル

・貝殻やヒトデ

・砂

・座金付きコーティング芯(キャンドル芯)

・瓶…耐熱のもの

・あればマドラーやピンセットなど

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あれば便利なもの

・割りばし

・シーグラス

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・鍋…食品とは別の専用のもの

2.作り方

瓶底に砂を敷きます。

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芯を砂の中に埋めるように中心に入れます。

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貝殻やヒトデ、シーグラスなどお好みで入れて、配置します。

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水気のないお鍋にジェルワックスを入れ、溶かします。

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今回は、フライパンに湯をはり、その上にお鍋をのせて湯煎でゆっくり溶かしました。

直火にはかけないようにしてください。

高温になりすぎると、発火する恐れもあるため、IHで直接溶かす場合は、弱火~弱めの中火くらいでゆっくりと溶かしてください。

目立った気泡がある場合は、マドラーなどで取り除くと良いですが、かき混ぜるすぎると気泡ができやすくなるので、注意してください。

溶けたら、アロマオイルを入れ、香りを付けます。

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お好み量調節してください。今回は5滴ほど入れましたが、入れすぎると濁る原因になることもあるので、気を付けてください。

ゆっくり少しずつ瓶に流してください。

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勢いよく入れると、砂が浮いたり、貝殻の位置が変わったりします。流すと手直ししづらいので、そっと注いでください。

また、一度流して、あとで量を増やそうと時間をあけて流すと、2層になってしまうことがあるので注意してください。

割っていない割りばしでキャンドル芯を挟んで場所を固定し、1時間ほど置いて固めます。

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ソイワックスを同じ要領で溶かします。

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溶けたら、そっと固まったジェルワックスの上に流します。

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更に1時間ほど置き、固まったら完成です。

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3.まとめ

夏らしい爽やかなキャンドルが完成しました。今回は、ハードタイプのジェルキャンドルを使用しています。ハードタイプは、ソフトタイプに比べてやや硬く、色混ざりが少ないタイプです。今回のように上から違うワックスを流す場合や、染料を加えてグラデーションにする場合に使いやすいワックスになります。

最近では、100均で砂や貝、ジェルワックスも手に入るので、はじめの場合は100均の材料で挑戦してみるのも良いですね。魚やカニなどのガラス細工を入れると一気にかわいい雰囲気にもなり、お子さまの自由研究にもおすすめです。砂もいろんな色のものがあるので、色付きものもにしたり、グラデーションにしたり、自分好みの世界観をキャンドルの中に閉じ込めてみてください。

4.参考になる投稿

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京都でハーバリウム、レジン、ソーイング等のワークショップをしています。 ゆるーく楽しくをモットーに...
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