作品レシピ
2024年01月06日

シャカシャカレジンが楽しい!お星さまのダブルシェイカーキーホルダーの作り方

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レジンアクセサリーの中でもとりわけ人気のシェイカー。完成した作品をシャカシャカさせて楽しめるだけでなく、「中に入れる封入材は何にしようかな?」と作る過程さえもワクワクさせてくれるのが人気の秘訣でしょうか。今回はシャカシャカできる場所が2か所あるモールドを使用し、お星さまのダブルシェイカーを作ってみました。 

 

レジンシェイカーは中身が張り付いてしまったり、漏れ出てしまったりと苦手な方もいらっしゃると思います。今回のレシピではそんなお悩みを解決すべく、一つ一つの工程を丁寧にご説明いたします。シェイカー作品の基本作業が押さえられるレシピですので、今後も様々なアレンジをお楽しみいただけます。 

 

可愛くてポップなデザインは、普段使用しているバッグやポーチにつけてテンション上がること間違いなし!綺麗に仕上げるコツなどを含め、詳しい作り方をご紹介いたします。 

 

お星さまのダブルシェイカーのレシピです。 

 

ジャンル:
レジンレジン

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

レジン液

着色剤(ホワイト使用)

ニュアンスカラー着色剤(さくら、ミモザ使用)

ダブルシェイカーモールド

コーティング液

星の雫 コーティング液

調色パレット

シリコンブラシ

調色スティック

ピンセット

UV/LEDライト

パールカラーミックス(封入材)

ラミネートフィルム

クラフトハサミ

水性ボールペン

お好きな封入材

2.作り方

星の形のダブルシェイカーモールドを使用します。1枚のシートに複数のデザインが含まれているタイプのモールドは、必要な箇所だけカットすると使いやすくなります。

1

モールドに元々ある穴は使いにくいのでカットし、新たにてっぺんに画鋲を刺して穴を開けます。

2

着色レジンを作ります。調色パレットまたは適当なモールドを2つ用意し(道具の説明はこちら)、それぞれ半分ぐらいまでレジンを流し入れます。

3

作家のためのレジンニュアンスカラーの着色剤のサクラとミモザをそれぞれのレジンに1〜1.5滴ずつ入れます。両方のカップに作家のためのレジン着色剤のホワイトを2滴ずつ加えてシリコンブラシでよく混ぜます。

4

光が当たらない場所に20分以上置いて気泡を抜きます。

5

気泡がないことを確認し、黄色の着色レジンを星モールドの外側に流し入れます。

6

調色スティックなど先の尖ったツールで全ての角をなぞって気泡を取り除きます。

7

ピンクの着色レジンを内側に流し入れ、気泡を取り除いたら硬化します。

8

クリアレジンをモールドいっぱいまで流し入れ、気泡を取り除きます。

9

両面を硬化します。

10

硬化したパーツを取り出します。欠けている場所をカラーレジンで埋めて修正します。1か所ずつ塗って硬化を繰り返しましょう。

11

ハサミまたはヤスリで削って表面を滑らかにします。ヤスリの方が安全です。

12

ラミネートシートの上にパーツを置き、水性ボールペンで縁取ります。縁取りの際についたインクはティッシュで綺麗にふき取りましょう。

13

線に沿ってカットします。

14

クリアビーズを外側の溝に入れます。

15

パール、デコレーションパーツ、マーメイドビーズ、ゴールドビーズを内側に入れます。

16

コーティング液を縁に塗り、シートで蓋をして硬化します。

17

星の雫コーティングで蓋とレジンの段差を埋め、硬化します。

18

ヒートンの先に接着剤を付けて穴に差し込みます。

19

コーティング液を側面に塗り広げます。一気にコーティングするのではなく、1辺ずつ塗って硬化を5回繰り返しましょう。

20

両面をぷっくりと仕上げます。裏面から塗ります(ぷっくりのコツは)。

21

硬化します。

22

表面も同様にぷっくりと仕上げます。

23

丸カンで金具につなげばダブルシェイカーキーホルダーの完成です(丸カンの使い方はこちら)。

24


3.まとめ

シェイカー専用のモールドで作る、レジンアクセサリーで大人気のダブルシェイカーの作り方をご紹介いたしました。2色のカラーレジンでそれぞれの層を着色し、色や形が異なる数種類のパーツを封入したことにより、ポップで可愛いらしい星のダブルシェイカーに仕上げることができました。

モールドの溝に着色レジンを流し入れた後は、調色スティック等で全体をなぞり丁寧に気泡を取り除きましょう。また、フレームの外にはみ出したレジンはしっかり取り除いてきれいに仕上げましょう。

硬化したパーツの欠けている箇所や凹凸をクリアレジンで埋める際は、誤ってヒートン用の穴を塞いでしまわないように注意しましょう。今回一緒に塗り固めてしまい、再度開ける作業が必要でした。

シャカシャカ用シートを乗せたらできるだけ動かさず、軽く押すだけにするのも上手に仕上げる大切なコツです。シートを必要以上に動かすと、フレームに塗ったレジンが漏れ出してしまいます。シェイカー作品は硬化が甘いと中のパーツがうまく動きません。全体に硬化が行き届いているか、しっかりと確認してから次のステップに移りましょう。

コーティング作業を小分けにするのも、失敗なく仕上げるためのポイントです。側面のコーティングは一気に塗り固めるのではなく、1辺ずつ塗っては硬化を繰り返します。そうすることでムラのない綺麗な表面に仕上がります。

オイルや水をパーツと一緒に入れてウォーターシェイカーに、写真を入れてフレームシェイカーにと、アレンジは自由自在です。作る過程も完成後も楽しめるシャカシャカレジンパーツ。ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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