作品レシピ
2024年01月27日

三角錐と四角錐のモールドを組み合わせて作る、レジンの星型八面体チャーム

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星型八面体は正八面体からできる星型多面体です。マカバとも呼ばれ、バランスや安定、調和の象徴とされる星型八面体は、アクセサリーとして身に付けたりインテリアとして家に飾ったりと楽しみ方はいろいろ。今回はこの宝石やオーナメントのような立体的なデザインのチャームをレジンで作ってみました。 

 

100均で手に入る四角錐と三角錐のモールドを使用しました。最初に2つの四角錐の底面同士を合わせ、8つの三角錐をその側面に合わせて構成します。辺がまっすぐになるように意識すれば、綺麗な八面体が完成します。 

 

作業自体はシンプルですが、根気と丁寧に作業する集中力が必要な作品です。どちらかというと初心者さんよりレジンになれている方向けの応用レシピかもしれません。普段より少し難しいレシピに挑戦してみたい方、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか? 

ジャンル:
レジンレジン

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

レジン液

着色剤(青、黒)

着色剤(金)

コーティング剤

調色パレット

調色スティック

UVライト

三角錐モールド

四角錐モールド

平やっとこ・丸やっとこ・ニッパー

Tピン

エンボスヒーター

マスキングテープ

爪楊枝

輪ゴム

2.作り方

調色パレットまたは適当なモールドを1つ用意し、マスキングテープで拭って埃を取り除きます。

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クリアのレジンを流し入れます。

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レジンをお好きな色に着色します。今回は青、黒、ゴールドラメを使用します。

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調色スティックでムラが無くなるまでしっかりと混ぜます。

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エンボスヒーターで温めて気泡を抜き、冷まします。

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小さな三角錐のモールドと四角錐のモールドを用意します。四角錐モールドは全く同じものでなくても構いません。

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着色レジンをふっくらさせずに三角錐モールドいっぱいまで少しずつ入れ、120秒硬化します。モールドの先端に気泡が残りやすいので、その都度取り除きましょう

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同じものを8個作ります。

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三角錐モールドの一辺に爪楊枝を合わせ、辺の長さにペンで印を付けます。

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爪楊枝を四角錐の辺に立てかけて印の高さまで着色レジンを入れ、ゆっくりと爪楊枝を抜きます。

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隣の型にも同様に着色レジンを入れます。

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均一にレジンが行き渡るようにモールドをトントンと落とし、気泡があれば取り除いて120秒硬化します。

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四角錐の側面と三角錐を合わせてサイズが合うか確認します。多少サイズが違っても問題ありませんが、同じサイズの方が綺麗に仕上がります。

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四角錐の底の面にレジンを薄く塗り、四角錐の底の面同士を合わせます。ずれないように押さえた状態で60秒硬化します。

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隙間をレジンで埋めて硬化します。

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八面体ができました。

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八面体の1つの面にレジンを薄く塗り、三角錐をそっと合わせて60秒硬化します。辺がまっすぐになるように意識し、丁寧に面を合わせることがポイントです。少しでも辺がずれると歪な形になってしまうので注意しましょう。

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反対側の面にレジンを塗り、三角錐を合わせて60秒硬化します。

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横に同様に三角錐を合わせて硬化します。

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さらに反対側にも同様に三角錐を接着します。

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もうひとつの四角錐にもそれぞれの面に残りの三角錐を合わせて硬化します。

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8つ全ての三角錐を付けたら全体を硬化しましょう。

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Tピンを使ってヒートンを作ります。太さは0.7㎜がおすすめです。

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平やっとこでTピンの根元を挟みます。

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ワイヤーを折り、7㎜くらいを残してニッパーで切ります。

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先を丸やっとこで丸めます。

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ヒートンができました。

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ヒートンを付けます。多面体の正面を決めて、ニッパーでてっぺんを少し切り落とします。

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切り落としたところにレジンを少量塗り、ヒートンを添えた状態で硬化します。

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ヒートンの周りにレジンを塗って補強し、硬化します。

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ヒートンを平やっとこで挟み、持ち手を輪ゴムで固定します。

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コーティング液を全体に塗ります。たっぷりの量だと丸みが出てしまうので薄く、塗り忘れのないよう一面ずつ丁寧に施しましょう。

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塗り忘れがないかくるくると回して確認します。

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くるくると回しながら120秒硬化します。

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置いた状態で120秒、ひっくり返してさらに120秒硬化します。

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完成です。

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3.まとめ

星型八面体とは、正八面体から成り立つ多面体を指します。宝石やインテリア、クリスマスツリーのオーナメントのデザインなどに応用されるこの星型八面体を、今回はレジンで表現しました。

レシピ自体はシンプルですが、繰り返しのプロセスが多く、丁寧に作業する根気と集中力を要する作品です。どちらかというと初心者さんよりもレジンアクセサリー作りに慣れていらっしゃる方向けかもしれません。

100均で手に入る四角錐と三角錐のモールドを使用しました。四角錐に入れるレジンの分量は、三角錐の底辺の長さの印を付けた爪楊枝を立てかけてガイドにして決めます。四角錐の先に当たるモールドの底の部分のみ使用するので、大きさが違っても支障ありません。

四角錐の側面と三角錐は多少サイズが違っても問題ありません。しかし同じサイズの方が綺麗に仕上がるので、できるだけ形を揃えましょう。辺はまっすぐになるように意識し、丁寧に面を合わせることがポイントです。少しでも辺がずれると歪な形になってしまうので注意しましょう。

コーティング液は、たっぷりの量だと丸みのある星になってしまうので少量塗りました。塗り忘れがないように一面ずつ丁寧に施しましょう。

作業自体はシンプルですが、根気と丁寧に作業する集中力が必要な作品です。どちらかというと初心者さんよりレジンになれている方向けの応用レシピです。ピアスやイヤリングなどのアクセサリーはもちろん、小さなクリスマスオーナメントにぴったりの星型八面体。普段より少し難しいレシピに挑戦してみたい方、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

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