目次
- 1.材料
- 2.作り方
- 3.まとめ
長い冬が終わりを迎え、春の気配を感じるようになってきましたね。優しい色合いのガラスビーズを使い、今の季節にぴったりの丸いリース型ブローチを作りました。
入園式や入学式などのフォーマルな席での装いにもワンポイントとして身に着けられる、シンプルで洗練されたデザイン。「お花のコサージュがちょっと苦手」という方にも、ガラスビーズのアクセサリーは取り入れやすいアイテムではないでしょうか。
リース型のビーズ刺繍ブローチの作り方と、紛失を防ぐちょっとした裏技をご紹介いたします。
ファルファーレビーズ大 ライトパープル 35個
ファルファーレビーズ大 アラバスター 15個
フェルト 生成 5cm角
合皮 白 5cm角
リングブローチピン 直径3cm
シリコンピアスキャッチ (必要な方)
ビーズ針
ビーズ糸 白
瞬間接着剤、チャコペン、小さいはさみ
使いやすいようにビーズを出しておきます。
フェルトに下書きします。金具の2、3mm内側と外側に円を描きます。
円を3分割したところに線を引きます。
次にビーズを刺繡します。糸は1本どりで、玉結びをします。フェルトの裏を小さく2回縫います。
表に針を通して、ビーズを1つ縫います。
もう一度表に針を出して、ビーズを縫います。
大きめのビーズは、強度を上げる為に2回ずつ縫います。
これを円の3分の2の範囲に繰り返します。針を刺す方向とビーズの向きはランダムにしています。
ピーナッツのような形のビーズでフェルトを埋めていくイメージです。
残りはホワイトのビーズを刺繡します。
ホワイトのビーズも縫いました。
裏を小さく2、3回縫って玉止めをします。
余分なフェルトを切り落とします。
中央のフェルトもカットします。はさみで中央に切り込みを入れ、少しずつカットします。
刺繍糸を切らないように気を付けながら、裏からも少しずつカットします。
カットできました。
余ったフェルトを付け足して、リースをふっくらさせています。省略しても構いませんが、この工程を含む方が可愛らしく仕上がります。
フェルトを接着します。刷毛付きの接着剤があるとやりやすいでしょう。
裏側の処理をします。型を取って、合皮をカットします。最初のフェルトと同じく2、3mm外側と内側に円を描きます。
ブローチリングの針の部分に印をつけて、カットします。
ブローチピンを切れ目に通します。
ブローチピンだけを裏地から出すようにします。
合皮とリング部分を接着します。
ブローチをつけた時にホワイトビーズが好みの位置に来るように確認し、裏地を接着します。フェルトと裏地に隙間があるときは、更に接着します。
完成です。
ここからは、ブローチを落としにくくする裏技のご紹介です。
ピンを衣類に刺した後に、シリコンのピアスキャッチを通します。これで万が一針が外れても、ブローチが落ちるのを防げます。
春のコーディネートのアクセントになる、丸いリース型のビーズ刺繍ブローチの作り方をご紹介いたしました。円を描いてカットしたフェルトの土台をビーズで埋めるイメージで縫い付け、裏にピンを付けて仕上げています。
回転式の留め金のないタイプのブローチピンには着用中に外れてしまう心配がありますが、ちょっとした裏技で紛失が防げます。シリコンのピアスキャッチを通すことでブローチが落ちないようにする工夫もお伝えいたしました。
ビーズのブローチは入園式や入学式などのフォーマルウェアに着けるアクセサリーにもなりますので、お花のコサージュがあまりお得意でない方にも最適です。お好みの色のガラスビーズを使った手作りブローチに挑戦してみてはいかがでしょうか。