作品レシピ
2022年03月20日

フォーマルウェアにも合う、ビーズ刺繍のリース型ブローチの作り方

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長い冬が終わりを迎え、春の気配を感じるようになってきましたね。優しい色合いのガラスビーズを使い、今の季節にぴったりの丸いリース型ブローチを作りました。 

 

入園式や入学式などのフォーマルな席での装いにもワンポイントとして身に着けられる、シンプルで洗練されたデザイン。「お花のコサージュがちょっと苦手」という方にも、ガラスビーズのアクセサリーは取り入れやすいアイテムではないでしょうか。 

 

リース型のビーズ刺繍ブローチの作り方と、紛失を防ぐちょっとした裏技をご紹介いたします。 

 

ジャンル:
ビーズビーズ

目次

  1. 1.材料
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料

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ファルファーレビーズ大 ライトパープル 35個

ファルファーレビーズ大 アラバスター 15個

フェルト 生成 5cm角

合皮 白 5cm角

リングブローチピン 直径3cm

シリコンピアスキャッチ (必要な方)

ビーズ針

ビーズ糸 白

瞬間接着剤、チャコペン、小さいはさみ

2.作り方

使いやすいようにビーズを出しておきます。

フェルトに下書きします。金具の2、3mm内側と外側に円を描きます。

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円を3分割したところに線を引きます。

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次にビーズを刺繡します。糸は1本どりで、玉結びをします。フェルトの裏を小さく2回縫います。

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表に針を通して、ビーズを1つ縫います。

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もう一度表に針を出して、ビーズを縫います。

大きめのビーズは、強度を上げる為に2回ずつ縫います。

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これを円の3分の2の範囲に繰り返します。針を刺す方向とビーズの向きはランダムにしています。

ピーナッツのような形のビーズでフェルトを埋めていくイメージです。

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残りはホワイトのビーズを刺繡します。

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ホワイトのビーズも縫いました。

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裏を小さく2、3回縫って玉止めをします。

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余分なフェルトを切り落とします。

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中央のフェルトもカットします。はさみで中央に切り込みを入れ、少しずつカットします。

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刺繍糸を切らないように気を付けながら、裏からも少しずつカットします。

カットできました。

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余ったフェルトを付け足して、リースをふっくらさせています。省略しても構いませんが、この工程を含む方が可愛らしく仕上がります。

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フェルトを接着します。刷毛付きの接着剤があるとやりやすいでしょう。

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裏側の処理をします。型を取って、合皮をカットします。最初のフェルトと同じく2、3mm外側と内側に円を描きます。

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ブローチリングの針の部分に印をつけて、カットします。

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ブローチピンを切れ目に通します。

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ブローチピンだけを裏地から出すようにします。

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合皮とリング部分を接着します。

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ブローチをつけた時にホワイトビーズが好みの位置に来るように確認し、裏地を接着します。フェルトと裏地に隙間があるときは、更に接着します。

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完成です。

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ここからは、ブローチを落としにくくする裏技のご紹介です。

ピンを衣類に刺した後に、シリコンのピアスキャッチを通します。これで万が一針が外れても、ブローチが落ちるのを防げます。

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3.まとめ

春のコーディネートのアクセントになる、丸いリース型のビーズ刺繍ブローチの作り方をご紹介いたしました。円を描いてカットしたフェルトの土台をビーズで埋めるイメージで縫い付け、裏にピンを付けて仕上げています。

回転式の留め金のないタイプのブローチピンには着用中に外れてしまう心配がありますが、ちょっとした裏技で紛失が防げます。シリコンのピアスキャッチを通すことでブローチが落ちないようにする工夫もお伝えいたしました。

ビーズのブローチは入園式や入学式などのフォーマルウェアに着けるアクセサリーにもなりますので、お花のコサージュがあまりお得意でない方にも最適です。お好みの色のガラスビーズを使った手作りブローチに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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kana-buhi ビーズ刺繍作家・講師
kana-buhi ビーズ刺繍作家・講師
ハンドメイド作家のkana-buhiです。 カラフルなビーズ刺繍のアクセサリーの作り方、材料が一式そ...
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