クリンプツールの使い方/クリンプビーズ(つぶし玉)の付け方
基礎テクニック
2021年09月09日

クリンプツールの使い方/クリンプビーズ(つぶし玉)の付け方

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手持ちのチェーンのネックレスをシルクやレザーのコードに付け替える作業を続行しています。今日はクリンプビーズというパーツを使って輪のないコードの先に留め金具をつける方法です。 

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目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.使い方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

crimp supplies

・クリンプビーズ
・クリンプツール(クリンパー)
・コード類(シルク、レザー、テグスなど)
・ハサミ(またはペンチ)
・ビーズマット(あれば)

2.使い方

長時間着けると肌が反応を起こすようになってしまったので、ゴールドやシルバーなど金属のチェーンのネックレスを革ひもやシルクコードに付け替える作業をしています。ゴールドメッキのカジュアルなペンダントも、とりあえずチェーンだけ替えてみることにしました。ペンダントトップを外します。

crimp 01

クロネコさんの色に合わせ、ブラックのシルクコードを選びました。

crimp 02

グリフィン社のパールスライドというシルクコードは先が針(ワイヤー)になっているので、穴の小さいパールにぴったり。2度通す必要のあるクリンプビーズにも最適です。

crimp 03

クリンプビーズ。日本語ではつぶし玉、またはカシメ玉と呼ばれます。シードビーズのように見えますが、つぶしやすいメタルで出来ています。

crimp 04

コードに通します。

crimp 05

もう一度通して…

crimp 06

輪にします。

crimp 07

グリフィン社のシルクコードを使う場合は、針の付いてない方の先へ持っていきます。

crimp 08

クリンプツール、またはクリンパーという道具を使います。日本語では、クリンププライヤーやつぶし玉ペンチなどとも呼ばれるようです。

crimp 09

先がおもしろい形になっています。

crimp 10

2つの機能を備えた道具です。クリンプビーズを付けるときは、❶、❷の順に使います。

crimp 11 numbered

コードに通したクリンプビーズを、ツールの❶の溝で挟みます。この時、コードがビーズの中で交差しないように気をつけます。

crimp 12

クリンプビーズが縦に潰れ、コードが左右に分かれました。これが❶の部分の機能です。

crimp 13

上から見ると、緩くU字を描いています。

crimp 14

次に、❷の溝に挟み、つぶします。

crimp 15

すると、左右に分かれていたビーズが真ん中で折れ、重なります。

crimp 16

丸やっとこの先などを使ってビーズから輪が抜けないことを確認します。

crimp 17

心配なら、平やっとこの先などでもう一度つぶしても良いでしょう。

crimp 18

余分なコードをビーズのギリギリのところでカットします。

crimp 19

これで丸カンを通す輪ができました。

crimp 20

反対側には、直接クラスプを付けましょう。クリンプビーズを通したら…

crimp 21

輪にする前にクラスプ(またはお好みの留め金具)を通します。ここではロブスタークラスプを使っています。

crimp 22

コードの先をクリンプビーズに通せば…

crimp 23

クラスプが付きました。

crimp 24

最初のクリンプビーズ同様、クリンプツールを使ってつぶします。最初は❶の溝で挟みます。

crimp 25

クリンプビーズに縦の筋が入るようにつぶれました。

crimp 26

❷で押さえて重ね…

crimp 27

余分なコードをカットします。

crimp 28

これでチェーンからシルクコードへの付け替えが完了します。

crimp 29

ペンダントトップはオリジナルデザインと同じく、ラークスヘッドノットで付けましたコードを輪にして真ん中を掴み、ペンダントトップの穴に通します。

crimp 30

出来た輪の中に接続部分を入れて止まるところまで引っ張れば…

crimp 31

出来上がりです。

crimp 32

3.まとめ

ボールチップ(付け方はこちら)、カシメ(付け方はこちら)、カツラ(付け方はこちら)とコード類の先の処理をする方法をご紹介してまいりましたが、このクリンプビーズを使って輪を作るやり方もアクセサリー作りでは好まれるオプションのひとつです。

クリンプビーズにはサイズがあり、使うコードの太さによって正しいものを選ぶ必要があります。コードの直径に対してクリンプビーズが小さいと通しにくく、逆に大きいと抜けやすくなってしまいます。コードで輪を作るためにはビーズの中を2回通す必要があるので、革ひもなど太めのものを使う場合は十分に考慮しましょう。

クリンプビーズを付ける際には、均一につぶせる専用のツールが最適です。通常のやっとこを使って処理していらした方々も、クリンプツールに出会うと「もっと早く買っていれば」となることが多いようです。

クリンプビーズは素材や色も揃っていますので、他のパーツとの調和も容易に取ることができます。ぴったりのパーツと適切な道具を用い、より快適なアクセサリー作りを楽しみましょう。

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編む、縫う、刺す、切る、貼る…ハンドメイドはどのジャンルも子どもの頃から大好きで、海外に移住した現在...
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