くさり編みと細編みのスノーフレークの作り方

1．材料と道具

・毛糸
・かぎ針
・糸切りばさみ
・とじ針
・待ち針
・霧吹き（またはスチームアイロン）

2．作り方

くさり編み5目から始めます（くさり編みの説明はこちら）。

ひとつめのくさりにかぎ針の頭を入れて…

毛糸を時計と反対まわりにぐるりと引っ掛けて…

くさりとかぎ針にかかっているループ両方から一気に引き出します。

毛糸をもう一度時計と反対まわりにぐるりと引っ掛けて…

引き出し、5つのくさりで出来た輪っかの外にくさりをひとつ編みます。

1段めは、この輪っかの中に編んでいきます。かぎ針の頭を輪っかに入れて…

輪っかの向こうで毛糸を時計と反対まわりに引っ掛けて…

輪っかのこちらへ引き出しますと…

かぎ針に毛糸のループが2つできます。

その状態でかぎ針にもう一度毛糸をぐるりと引っ掛けて…

2つのループから一気に引き出します。

細編みがひとつできました。

同様にもう1回細編みをします。

くさりの輪っかに細編みが2つ入ったら、次に…

くさりを3つ編みます。

輪っかにかぎ針の頭を入れて…

細編みを2つ入れます。

次は、くさり編み3つ。

細編み2つ、くさり編み3つ、を繰り返していきます。

6回めのくさり編みを終えたら…

最初の細編みのてっぺんの目の下にかぎ針の頭を入れて…

毛糸をぐるりと引っ掛け…

編み目とかぎ針にかかっているループすべてから一気に引き抜きます。

2段めを編みます。最初に、1段めの最初のくさり3つの輪っかに引き抜き編みをします。輪っかのこちらからかぎ針の頭を入れて…

輪っかの向こう側で毛糸を引っ掛けて…

こちら側に引き出し、かぎ針にかかっているループからも引き抜きます。

ここからは1段めと同じように、細編みx2、くさり編みx3、細編みx2の繰り返しになります。

細編み2つ。

くさり編み3つ。

細編み2つ。

次の輪っかの中にかぎ針の頭を入れて…

細編みx2、くさり編みx3、細編みx2。

6回めが終わったら、最初の細編みの頭に引き抜き編みをし、さらに最初にできた新しいくさり3つの輪っかにも引き抜き編みをします。

3段めを編みます。

細編みひとつ。

くさり編み3つ。

細編みひとつ。

次は、くさりを7つ。

細編みひとつ。

くさり編み3つ。

細編みひとつで、最初の輪っかの完了です。

次の輪っかに移動するには、くさりを2つ編みます。

輪っかのこちら側からかぎ針を入れ…

細編みx1、くさり編みx3、細編みx1、くさり編みx7、細編みx1、くさり編みx3、細編みx1。模様が完了したら、くさり編みx2で次の輪っかに移動です。

6つめの輪っかに模様を入れ、最後のくさり編みx2を編んだら、

3段めの最初の細編みに引き抜き編みをしてつなぎます。

糸端の処理ができる程度の長さの毛糸を残してハサミでカットします。

とじ針で処理します。

編み始めの輪っかの糸端は1段めに巻き込んでしまいましたが、処理がまだならこちらも同様にとじ針で隠します。

これで編み終わりですが、くさり編みがねじれていたり、編地がゆがんだりしているかもしれません。

そんな時は、アイロン台（私はウールのマットを使用）やクッション、重ねて厚さを出したタオルなどの上に置き、対角の先から引っ張るようにして待ち針で固定して…

スチームをかけるか、霧吹きでお水をかけます。

湿っているうちに、指やかぎ針の後ろなどで突いたり引っ張ったりして形を整えます。

乾いたらできあがりです。段数やくさりの数を変えて、いろんなバージョンを作りましょう。

3．まとめ

久しぶりにかぎ編みのスノーフレークを作りました。以前はレース糸で編み、ビーズと合わせてピアスなどに仕上げていましたが、ふわふわのアクリル毛糸でも可愛く出来ました。慣れるとあっという間に編み上げられて、思わず大量生産してしまうことでしょう。

私はワイヤーに引っ掛けて観葉植物にぶら下げ、なんちゃってツリーのオーナメントとして楽しみました。いろんな使い方、発見してみてください。