目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
カードのフレーズやアルバムのタイトル作りにとても便利なアルファベットのダイ。さまざまなサイズやフォントのセットをたくさん揃えていますが、中でも気に入っているのがダブルカットできるタイプものもです。
1度のカットで2タイプのアルファベットが抜ける上、複数のペーパーをカットして組み合わせるとそれだけでテーマカラーが表現できるので、私のペーパークラフトには欠かせないアイテムです。
もうすぐ2月なので、バレンタインカラーのペーパーをカットしてシンプルなミニカードに仕立てました。
・ダブルカットタイプのアルファベットダイ
・ダイカットマシン
・ペーパー(2色以上)
・マスキングテープ(オプショナル)
ミニカードに仕立てる場合
・2つ折りカード
・テープのり
・ハートのスタンプ
・リボン
ダブルカットタイプのアルファベットダイは、刃が二重になっているのが特徴です。
バレンタインのミニカードにしたいので、「LOVE」と綴ります。刃のある側を伏せるようにしてペーパーに並べます。
必要あれば、ずれないようにマスキングテープで留めます。
ダイカットマシンでカットします(使い方はこちら)。
カット線が二重になっているのが分かりますでしょうか。
ソリッドの「LOVE」とアウトラインの「LOVE」、1回で2セット抜けるのです。
ソリッドとアウトラインをそれぞれ別のプロジェクトに使うのも良いですが、私が気に入っているのは2色のペーパーでそれぞれカットして…
外側と内側を入れ替える使い方です。
ハロウィンやクリスマスなどのテーマカラーにもできるし、チームカラーなどにも。これは地元サンディエゴのメジャーリーグチーム、パドレスのユニフォームカラーです。
バレンタインミニカードを作りましょう。背景にハートのスタンプを入れます。
ハートはランダムに。ペーパーからわざとはみ出すようにスタンプすると広がり感が出せます。
背景をハートで埋めたら…
文字を配置。
細いペーパーパーツののり付けには、ペン型ののりが便利です。
あればシリコンマットやクラフトシートなどノンスティックの素材の上で、パーツの裏に線ではなく点で置くイメージでのりを付けます。
外側と内側を入れ替えてツートーンのフレーズにする場合は、それぞれの裏にのりをつけてカード上で組み合わせるよりも、セロファンテープであらかじめセットにしておいた方がやりやすいです。
はみ出した部分はハサミでカットします。
4種類できました。
それぞれの裏にテープのりを引いて…
2つ折りカード(作り方はこちら)の表紙に貼り付ければ…
バレンタインミニカードの出来上がりです。
一度のダイカットで外側と内側の2ピースが抜ける、ダブルカットタイプのアルファベットダイのセットをご紹介いたしました。内側のソリッドのみでシンプルに、外側のアウトライン文字でモダンな雰囲気に、そして2色のペーパーでカットして外と内を入れ替えてツートーンに。いろんな楽しみ方でペーパークラフトに応用できます。
のり付けして台紙に貼る作業がちょっと面倒かもしれませんが、細く出せるペン型ののりがあればスムーズです。パーツの入れ替えをしてツートーン使いにする場合は、台紙上で合わせるのではなく、先にセロファンテープなどで留めておくほうがやりやすいです。
ここではバレンタインカラーのフレーズをカットしてミニカードを作りましたが、オレンジや黒でハロウィンに、赤と緑でクリスマスにと、バリエーションが楽しめます。お気に入りのチームのユニフォームカラーにするのも名案です。地元サンディエゴの野球チーム、パドレスの応援に行って、撮った写真のアルバムページのタイトルにするのが待ち遠しいです。