耐熱アセテートシートで作るスノードームのクリスマスタグ
作品レシピ
2021年12月08日

耐熱アセテートシートで作るスノードームのクリスマスタグ

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通常のアセテートシートは熱を加えると溶けてしまいますが、ペーパークラフト用の耐熱性のあるものならヒートエンボスも可能です。 

 

透明で向こうが透けて見える特徴を活かし、スノーグローブ(スノードーム)のデザインのタグを作りました。市販のシールを使うのでとっても簡単です。 

ジャンル:
ペーパー
クラフトペーパー クラフト

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

acetate supplies

・耐熱アセテートシート
・スノードームのスタンプ
・アクリルブロック
・静電気除去剤(あれば)
・エンボスインク
・ヒートツール
・ハサミ
・マスキングテープ
・クリスマスデザインのシール
・コンフェッティ(オプショナル)
・グリッター(オプショナル)
・クイックスティック(オプショナル)
・細く出せるボンド
・穴あけパンチ
・ひも(コットントワインやリボン等)

2.作り方

クラフト用耐熱アセテートシートは、とても薄いのが特徴です。

acetate 01

スノードーム本体は、スタンプで作ります。

acetate 02

スタンプをする前に、あれば静電気除去剤でシートを擦ります。余計なところについたパウダーをするりと落とすことができ、仕上がりがきれいになります。

acetate 03

エンボスインクをつけ、スタンプします。

acetate 04

ゴールド、シルバー、コッパーの3色のエンボスパウダーを使います。

acetate 05

エンボスパウダーを振り掛ける作業は、2つに折って開いたチラシやコピー用紙などの上ですると後片付けが楽になります。パウダーをたっぷり振り掛け…

acetate 06

傾けて余分な粉を落とします。静電気除去剤を擦っておけば、するりと落ちます。なければくっついたパウダーをブラシなどで払います。

acetate 07

残ったパウダーはチラシの折り目に沿ってサラサラッと容器に戻すことができます。

acetate 08

ヒートツールで加熱し、粉を溶かして定着させます。この時、あまり長く熱を当てるとアセテートシートが歪んでしまう可能性があるので、ヒートツールを十分に予熱(15秒くらい)してからシートに向けます。

acetate 09

パウダーが溶け、光沢のあるコッパーのスノードームになりました。

acetate 10

まわり、特に上に余裕を持たせ、ラフにカットします。同じサイズの四角のシートをもう1枚カットします。

acetate 11

スノードームのエンボスが入った方のシートを下に置き、もう1枚のシートを上に重ねます。
マスキングテープで留めます。

acetate 13

下から透けるスノードームをガイドに、上のシートにシールなどを貼ってデザインします。

acetate 14

スパンコールやコンフェッティ(穴のないバージョン)等をつける場合は、細く出せるボンドとクイックスティック(使い方はこちら)があると便利です。

acetate 15

マスキングテープを剥がしてデザインをした方のシートを作業台に置きます。

acetate 16

グリッターも使う場合はここで加えます。七色に光る大粒のグリッターです。

acetate 17

シールでデザインしたシートの中央にひとつまみ振り掛けます。

acetate 18

スノードームのエンボスを入れたシートの裏側にボンドをつけます。エンボスしたラインに隠れるよう、ごく小さな点で置いていくようにすると、付け過ぎやはみ出しが防げます。

acetate 19

シールやグリッターでデザインしたシートに重ね、貼り付けます。

acetate 20

ボンドが乾いたら、ドームのトップにマーカーで小さな印をつけます。

acetate 21

ホールパンチで印のところにひもを通す穴をあけます。

acetate 22

スノードームのアウトラインの2~3mm外側を、形に沿って切り取ります。

acetate 23

ひもを通す穴も、アウトラインと見なして同様に形に沿って切り取ります。

acetate 24

向こうが透けて見えるスノードームのタグになりました。

acetate 25

お好みでリボン等で飾り、ひもを通せば出来上がりです。クリスマスプレゼントのラッピングに使う予定です。

acetate 26

3.まとめ

加熱しても溶けないアセテートシートを使い、向こうが透けて見えるスノードームのタグの作り方をご紹介いたしました。私はラッピングしたクリスマスプレゼントのアクセントに付けますが、カードのメインモチーフやアルバムのエンべリッシュメントとしても最適です。そのまんまクリスマスツリーにぶら下げても可愛いと思います。

アセテートシートには静電気が起きやすいので、スタンプをする前に静電気除去剤を擦っておくとスムーズにエンボスできます。なければ乾いたブラシの先などで余計なところについたパウダーを払い落とします。

ここでは市販のスクラップブッキング用のシールを使いましたが、スタンプしてカットしたパーツやダイカットのコンフェティなど、いろいろ入れて楽しめます。100円ショップの人気アイテムのひとつ、フレークシールなどもぴったりのサイズですね。

クリスマスクラフトにぜひ取り入れてみてください。

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marikobrown
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編む、縫う、刺す、切る、貼る…ハンドメイドはどのジャンルも子どもの頃から大好きで、海外に移住した現在...
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