ホワイトとカラーのインクの重ね押しで作る、フロスティなクリスマスカード
スタンプがますます好きにになるきっかけとなった、私のとっておきの手法を使ってクリスマス作り!ペーパークラフトの仕事を始めてまもなく受講した、業者向けのクラスで習ったテクニックです。
クラフトカラーのペーパーに直接カラーインクを乗せるのではなく、先に白のピグメントインクでデザインをしてその上から色を重ねることでいくつかのエフェクトが実現します。
ピグメントインクはペーパーにしみ込まず、粒子が表面に留まったまま乾くので、黒や紺、クラフトカラーなど濃い色のカードストック上でも不透明に発色します。その乾いたホワイトのイメージにカラーインクを重ねることで、白のカードストックにスタンプした時に近い発色が期待できるというわけです。
さらに、最初に押す白のインクと次のカラーのインクのスタンプをほんのちょっぴりずらすことで、真っ白なままのエリアとカラーのみのダークなエリアを作り出します。すると、白の部分は霜が降りたようなフロスティな印象に、カラーのみの部分は影のようになり、複雑さを生み出すのです。
百聞は一見に如かず。さっそく作ってみましょう。
編む、縫う、刺す、切る、貼る…ハンドメイドはどのジャンルも子どもの頃から大好きで、海外に移住した現在も身近な素材と簡単な方法を用いた手作りのある生活を楽しんでいます。長らくペーパークラフト一辺倒だったので、ただ今少しずつリハビリ中。毛糸や布に囲まれる暮らしの心地よさを改めて満喫しています。