コピックマーカーでかんたん色ぬり!トナカイさんのカードの作り方
作品レシピ
2020年11月26日

コピックマーカーでかんたん色ぬり!トナカイさんのカードの作り方

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スタンプした画像には水彩絵具で色を付けることが圧倒的に多いのですが、カラーマーカーもたまに使います。今日は私には珍しい、コピックマーカーを使ったカード作りです。 

 

アートやクラフト用のマーカーにはさまざまな種類があり、色バリエーションも豊かなのでついつい集めてしまいますが、実はマーカーでの色ぬりはあまり得意ではありません。絵の具と違って気軽に色をブレンドできないし、グラデーションも素人には簡単には出せません。広い面を塗るときに色むらができるのも苦手です。 

 

しかし、クラフト業界の見本市やスタンプ会社主催のワークショップなどで触れる機会の多かったコピックマーカーには別の印象を持ちました。ブラシ式のペン先がとてもスムーズで、高度なテクニックを持たなくてもなんとなくグラデーションっぽくなり、何よりブラシの通り道がスッと消えてむらにならないのです。 

 

日本製のコピックマーカーはアメリカでは倍ほどの値段なのであまりたくさんは持っていませんが、少ない色数でも奥行きと立体感が出せる方法でトナカイさんのクリスマスカードの作り方をご紹介いたします。もちろんコピック以外のマーカーや絵の具、色鉛筆などでも代用できます。 

ジャンル:
ペーパー
クラフトペーパー クラフト

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

deer supplies

・トナカイさんのスタンプセット
・インクパッド
・アクリルブロック
・コピックマーカー(またはその他カラーメディア)
・(あれば)コーディネートダイ
・(ダイを使う場合)ダイカットマシン
・ハサミ
・ペーパー
・付箋
・仮止めテープのり
・テープのり
・2つ折りのカード

キラキラを加える場合
・グリッターグルー
・星形のコンフェッティまたはシークイン
・細く出せるクラフトグルー
・(あれば)クイックスティック

2.作り方

向かい合う2頭のトナカイさんが可愛いスタンプセットには白樺の木やホリデーライトも入っているので、背景もこれで作ります。

deer stamp

マーカーで色ぬりをしてカードを作る時は、使うマーカーの性質によってスタンプするインクパッドの種類も選ぶ必要があります。コピックマーカーにはツキネコ社のメメントが滲まず、安心です。

deer 01

トナカイさんは色ぬりした後に切り取るので、扱いやすく小さくカットしたペーパーにスタンプします。

deer 02

コピックマーカーのE34番、トースト(Toast)という色でトナカイさんのボディを茶色にします。

deer 03

ペーパーを小さくカットして支えにくい場合は、別紙に仮止めテープのりで固定すると動かしやすくなります。

deer 04

どこから塗り始めてもOK。

deer 05

マーカーを持つ手の位置や角度は変えず、ペーパーの方を移動させたり回転させたりすると、常にブラシの先が見えるので塗り残しやはみ出しが防げます。

deer 06

ブラシの通り道がくっきりと残り、不自然な色むらが出来ています。私はこれが嫌で、長いことマーカーを使ったカード作りを避けていました。

deer 07

コピックマーカー、というよりアルコールマーカーの良いところは、色むらを緩和するために同じところを何度も擦れるところです。水性マーカーだと、水分でペーパーがもろもろしてくるので重ねるにも限りがあります。

deer 08

ペーパーを傷めることなく、ブラシの通り道のすじが消えました。

deer 09

ひたいの部分は数シェード濃くします。E34番より濃いインクに持ち替えても良いですが、同じ色を重ねる方が簡単だし自然です。

deer 10

持っている本数が少なくても十分に遊べる理由のひとつです。

deer 11

T7番、トナーグレイ(Toner Gray No.7)という濃いグレーでツノを塗ります。

deer 12

もう1頭のトナカイさんはマフラーをしているので、R27番、カドミウムレッド(Cadmium Red)という赤で塗りました。

deer 13

色ぬりが終わったら、ハサミで切り取るか、あればコーディネートダイでカットします。

deer 14

ダイカットする場合は、ずれないようにマスキングテープを貼って固定します。

deer 15

ダイカットマシン(使い方はこちら)に通します。

deer 17

両方ともカットします。ハサミを使う場合は、ファシーカッティングのコツをご覧いただけたらと思います。

deer 18

背景を作ります。カード台紙をそれより大きいペーパーに仮止めします。チラシなど要らない紙でOKです。

deer 19

左右に白樺をスタンプします。

deer 20

マスキングテクニックを使って奥行きを出します。付箋ののりのついたところに左側の枝が来るようにスタンプします。

deer 21

左側だけ、輪郭に沿ってハサミで切り取ります。

deer 22

カードにスタンプした白樺に重ねて…

deer 23

その上から白樺を重ねます。

deer 24

付箋を剥がします。先にスタンプした白樺が手前にあるような錯覚で、奥行きが出ています。

deer 25

2本のグレーで白樺を塗ります。

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T2番(Toner Gray No.2)でささっと全体に色をつけます。

deer 27

むらになっても塗り残しがあっても大丈夫です。

deer 28

2シェード濃いT4番(Toner Gray No.4)で、白樺の幹の左端から真ん中にかけてスッと引くように短いラインで影をつけます。

deer 29

ペーパーの向きを変えてご自分のやりやすい角度にすると早いです。

deer 30

全体に影がつき、右側から光が当たっているような印象になりました。

deer 31

このままでも良いですが、私はもう一度薄い方のT2番(Toner Gray No.2)で擦り、なじませました。

deer 32

雪の積もる地面は、T0番(Toner Gray No.0)でごく薄いグレーに。

deer 33

マーカーを倒してブラシの腹で擦るとあっという間にカバーできます。

deer 34

ここはむしろ色むらがあった方が自然に見えるので、くっきりとしたブラシのすじだけ処理すれば良いと思います。

deer 35

ラメペンがあれば、光を反射する雪が表現できます。

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ステラオブウィンクは、美しい光沢のあるラメインクの筆ペン。これはクリアですが、ホワイトでも良いでしょう。

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写真では見えにくいですが、ところどころ、ほのかで上品なパールの輝きが入りました。

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これは、ホリデーライトのスタンプピース。

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木の枝に掛けるようにスタンプします。

deer 40

星のオーナメントもぶら下げましょう。

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まるで墨絵のような静けさです。このまま背景として使おうかとも思いましたが、やっぱりクリスマスなので…

deer 42

グリッターグルーでカラフル&キラキラに。

deer 43

スティックルズ(ラメのり)を、スタンプしたライトの上に点で置いていきます。

deer 44

3色を交互に置きました。

deer 45

星のオーナメントには、コンフェッティを重ねます。穴の空いていないシークイン(スパンコール)です。

deer 47

ごく小さなパーツを拾って接着する場合は、クイックスティックというツールがあると便利です。

deer 46

先端からちょびっと練り消しゴムが頭を出しているペン型ツール、と言ったらイメージが湧くでしょうか。細かいパーツを拾い上げるのが得意なのです。

deer 49

ペーパーの方にボンドを付けて…

deer 48

移します。ねり消しゴムより粘着力の高い方に定着する、というわけです。

deer 50

クイックスティックの反対側は尖った先とヘラになっているので、位置や角度の微調整をしたり上から押し付けたりするのに使えます。

deer 51

背景が出来たら、トナカイさんを並べて位置を決めます。

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裏側にテープのりをつけて貼っても良いですが…

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あればフォームステッカー(厚みのついた両面テープ)でポップアップさせましょう。

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トナカイさんの裏側の数カ所に付けて…

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バランスよく背景に配置します。

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空いているところにフレーズスタンプを入れます。

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裏側にテープのりを引いて…

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2つ折りのカード(作り方はこちら)の表紙に貼り付ければ、トナカイさんのクリスマスカードの出来上がりです。

deer 59

3.まとめ

発色の良さで定評のあるコピックマーカーを用いてクリスマスカードを作りました。まだまだ苦手意識のあるマーカーでの色ぬりですが、とても楽しく作れて、調子に乗ってキラキラもたくさん追加してしまいました。

プロのイラストレーターさんや漫画家さんにも愛されるコピックマーカー。練習すれば高度な技でリアルな表現も可能だと思います。手始めに、ほんの数本でカード作りにトライしてみてはいかがでしょうか。

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編む、縫う、刺す、切る、貼る…ハンドメイドはどのジャンルも子どもの頃から大好きで、海外に移住した現在...
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