目次
- 1.材料・道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
- 4.参考になる投稿
折れたり小さくなったクレヨンは描きにくく、使い道に困ったことはありませんか?そんなときにおすすめなのが、キャンドルの着色に使用する方法です。
主にクレヨンは、ロウや顔料などから出来ているものが多く、身近に手に入る仏壇用のろうそくや100均のキャンドルなどと共に溶かすだけで、簡単に色付きのキャンドルを作ることができますよ。ただし、キャンドル作りは火や熱を使うので、安全な方法でに溶かすことがとても大切です。
そんな溶かし方や、ちょっとした着色のコツを知るだけで、本格的なキャンドル作りが楽しめます。今回は小ぶりて可愛いメイソンジャーを使用して、カラフルなキャンドル作りに挑戦しました。ここからは、詳しい作り方をご紹介します。
・ろうそくやキャンドルなど・・・今回はソイワックスを使用
・マドラー(割りばしでもOK)
・空き瓶・・・ダイソーのメイソンジャーを使用
・紙コップ
・クレヨン
・座金付きコーティング芯(キャンドル芯)
・割りばし(割らずに使用します)・・・キャンドル芯の固定用
・お鍋(専用のホーロー鍋がおすすめですが、湯煎をする場合はどんなお鍋でもOK)
作りたい色のクレヨンをハサミやナイフで細かく砕いたり、削ったりしておきます。
今回は、白を含め4色用意しました。紙コップに色別に入れておきます。
(緑はクレヨン2種をブレンド)
お鍋にソイワックスを入れ、IHにかけて溶かします。
仏壇用のろうそくや100均などにあるキャンドルでもOK。
※溶かす際の注意点
・直火コンロは使用しないでください。直火で溶かしたい場合は、耐熱容器に入れて湯煎してください。
・電子レンジも使用しないでください。
・高温になりすぎると、発火する恐れもあるため、湯煎やIHで直接溶かす場合も、弱火~弱めの中火くらいでゆっくりと溶かしてください。
ワックスが溶けたら、クレヨンを入れておいた紙コップに流します。
熱いので、紙コップを持つ際は上の方を持つなどして気を付けて行ってください。
お子さまが作る場合は、軍手などがあれば安全です。
マドラーなどでよく混ぜます。
色が付いたら、瓶に移します。お好みの高さまで入れてください。
流すときもまだ熱いです。気を付けて行ってください。
流したら、1~2時間おいて、一旦キャンドルを固めてください。
固まったら、お好みの色の数だけ、同じ工程を繰り返します。
2色目は緑色を流しました。
今回は、キャンドル芯の長さに合わせて、2色目を流した段階でキャンドル芯を入れています。
キャンドル芯が長い場合は、1色目の段階で入れても大丈夫です。
割りばしで挟んで固定します。
2色目もしばらく置き、固まったら、更に3色目4色目と同じ工程を繰り返していきます。
前の工程で流した緑色を比べるとわかりますが、色はキャンドルが固まると思った以上に白っぽくなります。はっきりと色を出したいときは、濃いめに色をつけることをおすすめします。
最後に流したキャンドルが固まったら、完成です。
※今回は、ソイワックスのみで作っています。
植物由来のソイワックスは、空気清浄の効果があり、とても柔らかいので服などについてもお湯でふき取ることができます。ピュアなものは、有害物質も含まないので、小さなお子様やペットを飼っているご家庭でも安心して使用することができまよ。
また、パラフィンワックスや蜜蝋と比べて融点が低く、燃焼時間が長いのも特徴ですが、ソイワックスだけだと火を灯した際の勢いはやや弱めです。気になる方は、パラフィンワックスなどをブレンドしてもいいですね。
いかがでしたか?メイソンジャーに流したキャンドルがカラフルなドリンクやスイーツのようで、とても可愛く仕上がりました。
高価な着色料を何色も揃えるのは大変ですが、クレヨンを使うことで材料費も安く、さまざまな色のキャンドルを作ることができます。クレヨンは混ぜて色を作ったり、今回のように層にしてカラフルなキャンドル作りが楽しめますよ。1色しかない場合は、クレヨンを混ぜる量を少しづつ増減して、グラデーション風のキャンドルにしてもいいですね。
また、「作り方」でも触れていますが、キャンドルをお鍋に入れて直接溶かす場合は、絶対にガスコンロの直火を使用しないでください。電子レンジも使用できません。引火の恐れがあり、大変危険ですので、ご注意ください。
IHにお鍋をのせて溶かす場合は、IHのプレートにロウが垂れてこびりついてしまうこともあるので、お鍋からキャンドルを注いだ後は鍋底やプレートを丁寧にふき取ってから再度使用してください。
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