目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
食欲の秋。秋の味覚といえば何を思い浮かべますでしょうか?サンマ?松茸?さつまいも?柿や栗?食欲の秋と言うだけあって、この季節は魅力的な食材がたくさんありますよね。今回はその代表とも言えるサンマをレジンで作ってみました。ミニサイズのルアーのような可愛いチャームを作り、ピアスに仕立てています。
モールドは使わず、フリーハンドで描きます。サンマのシルエットを描いた紙をカードスリーブに入れその上にレジンを乗せれば、どなたでも上手に作ることができます。レジンを塗り重ねてぷっくりと仕上げ、ジェルネイルでサンマの模様と目を描けばルアーのよう!レジン初心者さんでも挑戦しやすいレシピです。
作り方はもちろん、ぷっくりと仕上げるためのコツやリアルなサンマに仕上げるためのポイントも合わせてご説明いたします。
作家のためのレジン
作家のためのレジン(コーティング剤)8g
シルバーの着色剤
調色パレット(5個入り)
調色スティック
UV-LEDライト
ピンセット
エンボスヒーター
丸やっとこ
カードスリーブ
ジェルネイル(黒・青・白)
マスキングテープ
輪ゴム
着色レジンを作ります。調色パレットまたは適当なモールドを用意し、マスキングテープで埃を取り除きます。
透明のレジン液を流し入れます。
シルバーの着色剤を入れます。着色剤がない場合はミラーパウダーで代用できます。
調色スティックでムラが無くなるまでしっかりと混ぜます。
エンボスヒーターで温めて気泡を抜きます(詳しくはこちら)。気泡を抜いたら冷まします。
カードスリーブを1枚、スリーブに入るサイズの小さい紙を1枚用意します。カードスリーブがない場合はクリアファイルで代用できます。
紙にサンマの形を描きます。
紙をカードスリーブに入れます。
シルバーの着色レジンをサンマの形の上に乗せ、60秒硬化します。
重ね塗りして120秒硬化します。
一度カードスリーブから外し、裏返してサイドに置きます。
ヒートンを付けます。サンマの顔の先端にシルバーの着色レジンを少し付けてヒートンを乗せ、60秒硬化します。
全体にシルバーの着色レジンを薄めに塗り、120秒硬化します。
平やっとこでヒートンを掴み、持ち手を輪ゴムで固定します。
表面にシルバーの着色レジンを重ね塗りして硬化し、ぷっくりとさせます。垂れないように注意しながら施しましょう。
裏面も同様に重ね塗りをしてぷっくりとさせます。
黒と青のジェルネイルを用いてサンマの模様を描きます。
カードスリーブに黒と青のジェルネイルを少量出して混ぜます。
サンマの背に塗り、60秒硬化します。
尾びれに薄く塗って硬化します。
全体をコーティングします。
くるくる回して塗り漏れがないか確認しながら行いましょう。
くるくる回しながら120 秒硬化します。
置いた状態で120秒、ひっくり返してさらに120秒硬化します。
黒と白のジェルネイルを用いてサンマの目を描きます。
カードスリーブに黒と白のジェルネイルを少量出します。
白のジェルネイルを少量乗せて60秒硬化します。反対側にも同様に施します。
白の上に黒を少量乗せて硬化します。反対側にも同様に目を描きます。
サンマのチャームができました。
同じものをもうひとつ作り、ピアス金具に繋げば完成です。
ミニサイズのルアーのようなサンマのピアスの作り方をご紹介いたしました。
今回はモールドを使わず、フリーハンドでサンマのシルエットを形成しました。小さな紙に描いたサンマのイラストをカードスリーブに挟み、トレースするように着色レジンを乗せて作ります。
ピアスなどの小さなアクセサリーに加工する場合はカードスリーブのサイズでも十分ですが、大きく作りたい時はクリアファイルを使うと良いでしょう。アクセサリーだけでなく、ぬいぐるみに持たせる小道具にも最適なレジンのサンマです。
サンマのボディーのカラーはシルバーにしました。今回はシルバーの着色剤を使っていますが、無い場合はミラーパウダーで代用できます。
ぷっくりと仕上げるためにカラーレジンを塗り重ねます。乗せすぎて垂れないように注意して施しましょう。
サンマの模様と目はジェルネイルを用います。ジェルネイルの紺色をサンマの背と尾びれに塗ります。背は濃いめ、尾びれは薄めにしましょう。紺色が無い場合は黒と青を混ぜて作りましょう。焼き目を付けるなどのアレンジも楽しんでいただければと思います。
目は白のジェルネイルで丸を、その中に黒のジェルネイルで点を描きます。左右対称になるように注意して施しましょう。
ミニサイズのルアーのようで可愛い、リアルなサンマのレジンピアス。お好きなサイズで作ってみてはいかがでしょうか?