作品レシピ
2025年05月03日

海モチーフで雲レジン!ヒトデと貝殻のモールドで作るレジンの夏空キーホルダー

お気に入りに追加

すっかり暖かくなったどころか、初夏と呼べるような気温まで上がる日もちらほら。そこでこれからの季節にぴったりな海モチーフのレジンアクセサリーを作ってみました。ヒトデと貝殻のモールドに2色のカラーレジンを流し入れて固める、ツートーン仕様のレジンキーホルダーです。 

 

海モチーフのモールドだけれど、あえて海レジンではなく雲レジンに。練り消しゴムをふわっとちぎってそっとレジンに浮かべるいつものテクニックです。ブルーとホワイトのグラデーションに真っ白なふわふわの雲が映え、ラメの煌めきと相まって夏らしさ全開のキーホルダーになりました。 

 

表も裏も美しい、これからの季節にきっと欲しくなる夏の空のキーホルダーの作り方です。 

ジャンル:
レジンレジン

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

・作家のためのレジン

・作家のためのレジン ぷっくりタイプ

・調色パレット

・作家のためのレジン 着色剤(ホワイト)

・作家のためのレジン着色剤 夜空カラー(彦星ブルー、星屑ネイビー)

・竹串

・エンボスヒーター

・シリコンモールド ヒトデ 貝殻

・ねり消し

・クリアファイル

・ピンセット(アクセサリー工具セット)

・星の欠片(パジコ)

・カーテン用のふさかけフック

・耐震マット

・英字シール

・ヤスリ

・ピンバイス

・ヒートン

・クリップ

・コーティング液

・カラビナキーホルダー金具

・丸カン

・穴あきパール

・ゴールドビーズ

・Tピン

・UV-LEDライト

2.作り方

作家のためのレジンを使います。

shell 01

パレット3つにそれぞれレジン液を入れます。

shell 02

ホワイト、彦星ブルー、星屑ネイビーの着色剤を使って3色のカラーレジンを作ります。

shell 03

それぞれのパレットにお好みの量の着色剤を加えます。

shell 04

調色スティックや竹串などでそれぞれよく混ぜます。

shell 05

必要あればエンボスヒーターで気泡を飛ばします(やり方はこちら)。

shell 06

大小のヒトデとシェルのデザインのモールドを使います。

shell 07

モールドの3割程度までホワイトの着色レジンを流します。

shell 08

モールドを傾けて着色レジンを全体に行き渡らせ、手前を下にして斜めのまま硬化します。

shell 09

硬化している間にねり消しゴムで雲を作ります。

shell 10

ねり消しゴムを少し練り、びよ~んと伸ばしてクリアファイルの上にそっと置きます。

shell 11

彦星ブルーの着色レジンを適量流します。

shell 12

モールドの下から3分の2程度まで着色レジンを行き渡らせ、斜めの状態で硬化します。

shell 13

このようにできました。

shell 14

星屑ネイビーの着色レジンを適量流します。

shell 15

モールドの上から2分の1程度まで着色レジンを行き渡らせ、上を下にして斜めに硬化します。

shell 16

このようにできました。

shell 17

雲を乗せたい位置に透明のレジン液を流します。

shell 18

雲に見立てたねり消しを配置します。ねり消しにレジンを含ませながら配置すると、より本物の雲っぽさが表現できます。

shell 19

このように配置しました。

shell 20

星の欠片のラメを使います。

shell 21

クリアファイルの上に星の欠片を少量取り出します。

shell 22

竹串でラメを取り、雲と雲の間にちょんちょんと散りばめます。バランスよく乗せたら硬化します。

shell 23

モールドいっぱいになるようにレジンを流します。

shell 24

竹串で全体に行き渡らせ、硬化します。

shell 25

モールドから取り出します。

shell 26

このようにできました。

shell 27

裏面は貝殻からうっすらとブルーが見えるデザインです。

shell 28

耐震マットに乗せて固定し、中央にレジンを少量流します。

shell 29

英字シールを乗せて硬化します。

shell 30

作家のためのレジンぷっくりタイプを使います。

shell 31

表面をぷっくり盛ります。

shell 32

竹串で全体に行き渡らせて硬化します。

shell 33

ヤスリでバリを削り整えます。

shell 34

ピンバイスで穴を開ける部分を平らに削ります。

shell 35

平らに削った部分をピンバイスで穴を開けます。

shell 36

穴にレジンを流します。

shell 37

竹串で穴の中の空気を抜き、レジンでいっぱいにします。

shell 38

ヒートンを挿し込んで硬化します。

shell 39

ヒートンの根元にレジンを付けます。

shell 40

竹串でヒートンの根元にレジンを絡めて硬化し、しっかり固めます。

shell 41

仕上げのコーティングをします。

shell 42

ヒートンの根元まで液に浸してしっかりとコーティングします。余分なコーティング液を落としてから硬化します。

shell 43

丸カンでキーホルダー金具とレジンパーツを繋げば完成です。

shell 44

裏面はブルーがうっすらと透けて見える美しいグラデーション。

shell 45

サイズ違いで楽しく作りましょう。

shell 47

表も裏も爽やかできれいな海モチーフのレジンチャームです。

shell 46

3.まとめ

すっかり暖かくなったどころか最高気温が25度にまでなる日もあり、もう初夏と呼べるような季節の到来を感じます。そこでサマーレジンを先取り!貝殻とヒトデのモールドを用いてブルーとホワイトが爽やかな雲レジンのチャームを作ってキーホルダーにしてみました。

サイズの違うヒトデと貝殻のモールドを最初に見た時は、海を閉じ込めたデザインが思い浮かびました。ゆらゆらとした海面模様を付け、星の砂などを封入する夏レジンの定番です。でもふと、「海面に映る海の空を閉じ込めてみるのもかわいいかも?」と思いつき、さっそく作品にしてみました。

ブルーとホワイトの2色のカラーレジンを作り、モールドに入れて傾けた状態で硬化して重ねるツートーン仕上げ。モールドの底、つまりできあがりパーツの背面になる部分がホワイトとブルーのグラデーションになる仕様です。色の違うレジンで2層仕上げにすることにより、表も裏も美しくデザイン性の高いキーホルダーができました。

レジンの着色に使ったのは、作家のためのレジン着色剤のシリーズの夜空カラー。6色セットの中から彦星ブルーと星屑ネイビーを選んで調色しました。この着色剤にはとても細かいラメが入っているので、そのまま使っても上品な煌めきが楽しめます。今回はさらに星のかけらのラメもところどころに散らし、さらにキラキラとした夏の海空を表現しました。

海モチーフのモールドだけれど、あえて海レジンにはせず雲レジンに。練り消しゴムをふわっとちぎってそっとレジンに閉じ込めるいつものテクニックです。練り消しゴムにレジンを含ませながら配置すると、より本物らしくふんわりと封入できます。

今回のように大きめチャームにしてキーホルダーに仕上げるもよし、また、小さい方のモールドで作ってピアスやイヤリングなどに加工するのもよし。それぞれ2つずつ同時に作れますので、対になったアクセサリー作りにも便利です。夏が待ち遠しくなるような爽やかな色合いとデザインの夏レジンのチャーム。ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

この記事で紹介したアイテム

前の記事をみる次の記事をみる
もりもと まきこ
もりもと まきこ
【UVレジンハンドメイドチャンネル】 YouTubeで作り方を配信中♪ パーツクラブ公式アンバサダ...
前の記事をみる次の記事をみる