作品レシピ
2024年04月20日

あえてスペースを楽しむ、ふわっと浮いたお花とパールが美しいレジンキーホルダーの作り方

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気温が上がり始め、ファッションやアクセサリーに清涼感のあるものを取り入れたくなる季節がやってきました。そこで今回は涼し気なカラーに染められたドライフラワーをレジンに閉じ込め、ひんやりとした印象のキーホルダーを作ってみました。 

 

お花やパールはあえてぎっしりと詰め込まず、ほどよい余白を残して爽やかな雰囲気に。封入材で埋め尽くされたレジンパーツの華やかさには捨て難いものがありますが、スペースを楽しむようなデザインもまた同様に美しいものです。お花やパールが重ならないよう、また逆に不自然な隙間ができないよう、2層構成にして仕上げます。 

 

今回使うのは、スターフラワー。大変気泡の出やすいお花なので、対処方法も同時にお伝えいたします。それでも抜ききれない気泡は、デザインの一部として楽しんでしまいましょう! 

 

清々しい寒色系に仕上げる、お花とパールのレジンキーホルダーの作り方です。 

 

ジャンル:
レジンレジン

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

・調色パレット

・作家のためのレジン

・作家のためのレジン 着色剤(オーシャン、パープル、ブラック)

・竹串

・エンボスヒーター

・スターフラワーのドライフラワー

・シリコンモールド 四角形

・パール

・ピンセット、平ヤットコ(アクセサリー工具セット)

・ヤスリ

・クリアファイル

・耐震マット

・英字シール

・ピンバイス

・ヒートン

・コーティング液

・キーホルダーパーツ

・丸カン

・Tピン

・穴ありパール

・UV-LEDライト

2.作り方

作家のためのレジンを使います。

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調色パレットにレジン液を流し入れます。

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作家のためのレジンの着色剤で色を付けます。

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パレットのレジン液にお好みの量のオーシャン、パープル、そしてブラックの着色剤を加えます。

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調色スティックまたは竹串などでよく混ぜます。

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必要あればエンボスヒーターで気泡を飛ばします(やり方はこちら)。

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スターフラワーのドライフラワーを使います。

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気泡対策として、パーツに封入する前にあらかじめレジンに浸します。調色パレットまたは十分なサイズの容器にスターフラワーを入れ、レジン液を入れます。

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竹串で優しく動かしてお花全体にレジンを行き渡らせたら、しばらく暗所に置きます。

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浮かび上がってきた気泡をエンボスヒーターで飛ばします(やり方はこちら)。

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本体パーツは、正方形の薄型タイプのシリコンモールドで形成します。

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モールドの底から3割程度まで透明のレジン液を流します。

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竹串で伸ばして全体に行き渡らせます。

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スターフラワーとパールをバランスよく配置し、硬化します。

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モールドの底から6割程度まで透明のレジン液を追加します。

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スターフラワーとパールを追加します。先に入れた箇所から少し離れた位置に置くようにしましょう。バランスよく配置したら硬化します。

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モールドいっぱいになるように着色レジンを流し入れます。

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気泡があれば取り除き、全体に行き渡らせます。竹串の先などで伸ばして整え、硬化します。

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できたレジンパーツをモールドから取り出します。

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土台となる本体パーツができました。

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ヤスリでバリを削って形をなめらかに整えます。

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裏側を上にして耐震マットに固定し、透明のレジン液を流します。

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全体に行き渡らせ、硬化します。

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表面に英字シールを貼ります。

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ピンバイスで穴を開けます。

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レジン液を少量付けます。

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先の細いツールまたは竹串などで穴にレジンを馴染ませます。

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ヒートンを挿し込みます。

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レジンで埋め込むイメージでヒートンに絡め、硬化します。

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仕上げのコーティングをします。容器にコーティング液を入れます。

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レジンパーツを浸し、全体をコーティング液で覆います。

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余計なコーティング液を落とし、硬化します。

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このようにできました。

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キーホルダーパーツを付ければ完成です。

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大小のパールなど、他のパーツを組み合わせたキーホルダーにしても良いでしょう。

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3.まとめ

暖かくなり始め、アクセサリーには清涼感のあるものが欲しい季節になりました。そこで涼し気なカラーに染められたスターフラワーのドライフラワーを使ってキーホルダーを作ってみました。あえてぎっしりと詰め込んだデザインにはせず、程よい余白を残して爽やかな雰囲気に仕上げました。

封入材で埋め尽くす華やかなタイプではなく、スペースの美しさも同時に楽しむような構成のレジンパーツ。これを上手に作るコツは、2層仕上げです。すべてのお花とパールを一度に封入するのではなく、レジンを2回に分けて流し入れます。

1層めの封入材と重ならないよう、また、逆にスカスカな印象にならないよう、2層めのお花とパールの位置には注意を払いましょう。そうすればバランスよく、そして奥行きもある作品に繋がります。

スターフラワーは、大変気泡が出やすいお花です。そこで事前に別容器に入れたレジン液に浸して極力花びらの間にできる空気の粒を抜きました。しかし気泡対策を十分に行っても、お花の中心の部分から小さい気泡がぷつぷつと出てきてしまうことがあります。

どうしても気泡が抜ききれないなら、逆手に取ってデザインの一部にしてしまいましょう!お花の中心から出てくるごく小さな粒状の気泡は、まるでお花が呼吸をしているかのようなライブリーな印象を与えます。それはそれで美しい姿です。スターフラワーの長所とみなして気泡も一緒に愛でればよいのです。

ここでは清々しい寒色系に染められたスターフラワーを選んでいますが、市販品にはピンク系やイエローなど、さまざまな色合いのものが揃っています。お好みに合わせてぜひ作って見てはいかがでしょうか。

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