目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
タッセルメーカーを購入したメインの理由は、ノートブックカバーにぶら下げるチャームを作るためでした。ひもで結んで固定せず、リングをつけてゴムバンドに通して自由に動かせるようにしたかったので、何通りかの方法を試してみることに。
タッセルを輪をリングに通したり、Tピンを刺したりと試行錯誤しましたが、手持ちのワイヤーで9ピンを作り、めがね留めというテクニックでタッセルのトップを作る方法に落ち着きました。ジュエリーの知識がなくてもかんたんに出来ます。
・タッセルメーカー(スモールサイズ)
・刺繍糸(25番を使用)
・ハサミ
・ジュエリーワイヤー
・ペンチ
・やっとこ
・丸カン
タッセルを作ります。クロバータッセルメーカー(使い方はこちら)には、スモールとラージの2サイズがあります。これは、3cm、4cm、そして5cmのタッセルが作れるスモールサイズです。いちばん小さい設定にして、長さ3cmのタッセルを作ります。
ノートブックカバー(作り方はこちら)のアクセントになるよう、コントラストカラーの深いレッドの刺繍糸を選びました。
刺繍糸に巻いてあるラベルは、筒状のままとっておいて後でタッセルの仕上げに使います。
タッセルメーカーに糸を巻いていきます。
3cmと短いので、巻く回数も控えめにしました。
基本のタッセルの作り方ですとここでぶら下げるためのひもを用意しますが、チャームにするので代わりにジュエリーワイヤーをカットします。6、7cmあれば良いでしょう。
ワイヤーの片方の端をやっとこで丸めます。
隠れる部分なので、きれいな丸でなくても大丈夫。あれば9ピンを使ってもOKです。
糸の束に差し込みます。
丸めたワイヤーの先が、糸の束の半分より下側にくるようにします。
糸で真ん中を固く結びます。
サイドの溝にハサミの刃を入れて両側の輪をそれぞれカットします。
丸めたワイヤーの先が結び目のところでストップすることを確認します。
逆さまにして、糸を均等に垂らし、ワイヤーが束の真ん中に来るように形を整えます。
整えたら、上から刺繍糸のラベルを被せます。
糸を巻きたい位置までずらします。
頭を糸で巻きます。タッセル本体と同じ色でも、別の色でも、お好みで。私はゴールドのスレッドを使うのが気に入っています。
ループを作ってその上から巻きつけていき、最後に締める方法で結び目を隠します(こちらで詳しくご説明しています)
被せたラベルをガイドに、タッセルの裾をカットします。
こうすることで、糸を均等な長さに出来ます。
タッセルのてっぺんから出ているワイヤーを、根元で直角に曲げます。
丸やっとこの先で挟んで…
やっとこの丸みを利用してリング状に曲げます。
いったんやっとこを離し…
やっとこを差し込み直して…
さらに曲げ、完全な輪にします。
平やっとこで輪を挟んで固定し、指またはやっとこでワイヤーの先をつかんで輪の根元に2、3回巻きつけます。
残ったワイヤーをペンチでカットします。
ラベルの鞘を外せば出来上がりです。
丸カンやヒキワ、カニカンなどの留め金具を使ってストラップやピアスに。
私はシンプルに丸カンでゴムバンドに通しました。
他のノートブックカバーにも作りたいです。
手作りノートブックカバーに手作りタッセルチャームをつけて、今年やりたかったことのひとつにチェックマークが入りました。大満足です。
タッセルの頭に輪っかをつけることによって、ストラップやキーチェーン、ピアスやブローチなど、アクセサリへの応用がスムーズになります。複数のタッセルをまとめてぶら下げたいときも、輪っかがあれば丸カンなどで楽につなげることができますね。
エレガントにもキュートにもなるタッセルを使ったアクセサリ作り。ぜひ試してみてください。