目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
ポケットパンチボードで作ったタテ型ミニ封筒をアレンジして、玉ひもで開閉できるようにしました。玉ひもとは、紙またはプラスチックシートのボタンを封筒の本体とフラップにひとつずつつけて、糸を絡めて閉じるもの。見た目も可愛いので、日本の紙もの好きさんの間でも人気のアイテムですよね。
アイレット(ハトメ)を使った方法と、ブラッズ(割りピン)で簡単にできるバージョンの2種類の作り方をご紹介いたします。
・サークルパンチ
・ホールパンチ
・クロパダイル
・アイレット
・割りピン
・コットントワイン
・ハサミ
封筒本体を作る場合
・ポケットパンチボード
・テープのり
・ペーパー
ポケットパンチボードを使用してタテ型のミニ封筒を作ります(作り方はポケットパンチボードの使い方へ)。
クロパダイルまたはホールパンチでボタンにしたいペーパーに穴をあけます。
あけた穴が真ん中に来るように、裏を見ながらサークルパンチで丸くカットします。
同じものを2つ作ります。
封筒のボタンを付けたい位置に乗せ、穴の真ん中にマーカーで印をつけます。
付けた印のところに、ボタンの穴と同じ直径の穴をあけます。
下側は見辛いですが、脇から覗いて印のところに穴が開くようにします。
コットントワインをカットします。
封筒のフラップにあけた穴に、表から通します。
裏はこれくらいの長さに出しておきます(後でカットできます)。
フラップの表側にボタンを乗せます。ボタンの穴にはコットントワインは通っていません。
ボタンの上からアイレットを差し入れます。
上から、アイレット、ボタン、コットントワイン、フラップ、コットントワインの順に重なっています。
アイレットにコットントワインをぐるりと1回巻きつけます。
この状態で、クロパダイルでアイレットを留めます(アイレットの付け方は、クロパダイルの使い方へ)
ボタンとフラップの間にコットントワインが挟まりました。
フラップの裏に出ているコットントワインの先をハサミでカットします。
下のボタンもアイレットで留めます。
こちらはトワインを挟まないので簡単です。
完成です!
ひとつ小さいサイズのサークルパンチでも作りました。
クロパダイルを使わない方法もご紹介いたします。ブラッズ(割りピン)を使います。
割りピンのサイズに合わせ、ペーパーに小さな穴をあけます。1、2ミリのホールパンチがなければ、キリなどを使います。
あけた穴が真ん中に来るようにセットし、サークルパンチでカットします。
封筒の付けたい場所に乗せ、あけた穴の中に印をつけます。
つけた印に穴をあけます。
フラップの表からコットントワインを通します。
ボタンの穴にブラッズを差し込みます。
続けてフラップの穴にも差し込みます。
ブラッズの足を割って倒します。
コットントワインをぐるりと1回巻きつけて…
引っ張っても抜けないよう、あまりギリギリにならないところでカットします。
もうひとつのボタンにもブラッズを差し、封筒本体にあけた穴に差し込みます。
裏でブラッズの足を割り、平らに倒します。
アイレットで留めたものとは雰囲気が違いますが、これもちゃんと玉ひも封筒として機能します。
封筒にアクセントを入れるためのスタンプもあるくらい人気の、玉ひもデザイン。実はサークルパンチなどのいつものツールで簡単に作れちゃいます。
ここでは封筒に付けましたが、ジャーナルブックやミニアルバムにも可愛いんです!ボタンに柄入りのペーパーを使ったり、まん丸ではなくハート型のボタンにしたりと、自由にアレンジして楽しめます。
アイレットにもブラッズにもさまざまな色と形のものがありますので、お好みや用途に合わせてぜひペーパークラフトに取り入れてみてください。