ダイカットマシンの使い方(シジックスのフォルダウェイ編)
基礎テクニック
2021年04月22日

ダイカットマシンの使い方(シジックスのフォルダウェイ編)

お気に入りに追加

ずっしりどっしり安定感抜群の頼れるマシンなのに、コンパクトにたためて収納にも優れたシジックスのダイカットマシン、フォルダウェイ。ホワイト&グレーのおしゃれなボディカラーも魅力です。基本の使い方をご紹介いたします。 

ジャンル:
ペーパー
クラフトペーパー クラフト

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.使い方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

https://static.croccha.com/contentful/4EceqPyapBrl6g2VlMmDgb.jpg

・シジックスフォルダウェイ
・プラットフォーム(付属品)
・アダプター(付属品)
・カッティングパッド(付属品)
・ダイ
・ペーパー

2.使い方

レギュラーサイズのダイカットマシンと聞くと、机のほとんどをどーんと占領するような大きな装置を想像しますが、フォルダウェイはこんなにコンパクトハンドルも本体側に向けてロックできるので、収納棚からはみ出すこともありません。

https://static.croccha.com/contentful/73ggFEb0sBWUpmkrednRhB.jpg

プレート類を置くベースもハンドルも、使う時のみ広げられます。ハンドルを通常位置に出すためのスイッチは、クランクのにあります。

https://static.croccha.com/contentful/2IJdGp5JXYUlTGVKclI0ax.jpg

スイッチ部分を掴んで指で押し下げた状態で…

https://static.croccha.com/contentful/Xmm4QbcccxtIY3Mq3HTVs.jpg

クランクを横に引けば…

https://static.croccha.com/contentful/3J6PHRsNT6uXsY7dV41bBU.jpg

ハンドルが外側を向き、回せる状態になります。

https://static.croccha.com/contentful/52MXFXJuSbvLCX30ZiFGtA.jpg

ベースを広げるには、トップに指を入れて…

https://static.croccha.com/contentful/4s2zSQ1KvtGeDAMPnhQ5Mr.jpg

開きます。

https://static.croccha.com/contentful/11W6P4GqBbDPS87dHf7dFf.jpg

両方のベースを開いたら…

https://static.croccha.com/contentful/3nFkvyTM8RfU6oO3m6Cthx.jpg

内側へ押し込んで固定します。

https://static.croccha.com/contentful/1UKeRTUM8SeMw7KP0H8uck.jpg

ベースを開いただけだと本体との間にギャップがあります。

https://static.croccha.com/contentful/61LLo8nbttUySNwaOxg2wd.jpg

中央に向かって押し込み、ロックすると完全な水平になります。

https://static.croccha.com/contentful/2rBb0a75WtprNW3gtajPup.jpg

ベース部分にはちょっとしたスペースがあるので…

https://static.croccha.com/contentful/6ckR3pcAKbZOxqQ13FMqJL.jpg

ハサミやピンセットなど、ダイカットの際に欲しいツール類が収納できます。

https://static.croccha.com/contentful/1uosP9BjbWVRsxAorM8G9D.jpg

ダイカットマシンには、いくつかの付属品があります(本体に付いてきます)。こちらはプラットフォーム。

https://static.croccha.com/contentful/p5bGRgSkRu0FG5cyKfASm.jpg

厚みのあるアクリルのブロックで、ハンドルを回してダイとペーパーをマシンの向こう側へ送り出す時の荷台のような役目をします。

https://static.croccha.com/contentful/11AGit8DZb0GU0xPGO4PVR.jpg

こちらはアダプター。ほとんどのメーカーがフォーマットとしている、薄いステンレスのダイを使う際に圧力調整のために挟みます。

https://static.croccha.com/contentful/7zYdHMbqEJNltjrm0YMlk6.jpg

プラットフォームよりもうんと薄いアクリルのプレートです。

https://static.croccha.com/contentful/6YK3A5sWCQREylWdlxh6Jr.jpg

そしてカッティングパッド。ダイとペーパーを挟むサンドイッチのパンの役目をするので、2枚必要です。

https://static.croccha.com/contentful/2I77pTvxkyo6fCAsgCVmfs.jpg

カットしてみましょう。

https://static.croccha.com/contentful/cOg9EEd1TyLDVKblP0PAG.jpg

薄いタイプの通常のダイでカットする場合は、プラットフォームの上にアダプターを乗せて…

https://static.croccha.com/contentful/3tQ9NBy4IgFduMG9RK00vl.jpg

その上にカッティングパッドを1枚。

https://static.croccha.com/contentful/4D6vK986ztgpHfye8sfrJl.jpg

カッティングパッドの上にペーパーを乗せて…

https://static.croccha.com/contentful/1Gm3zug8h5RudOlI9CpeKA.jpg

ダイの刃の方を下に向けて伏せるように置き…

https://static.croccha.com/contentful/2ejPQb9hEIhU8Hzq5MrBzg.jpg

2枚めのカッティングパッドを被せます。

https://static.croccha.com/contentful/170noz2JSukwPw5aKiY2kx.jpg

ダイカットマシン本体のいずれのベースの上に設置して…

https://static.croccha.com/contentful/2IWrxJI8RGFG34LVYLEzlt.jpg

ハンドルを回します。

https://static.croccha.com/contentful/r5uLlF733qhYCIZXlucLm.jpg

クルクル回すとプレート類がマシンの向こう側へ送り出され…

https://static.croccha.com/contentful/1eMnB4kHGwU7NGtb7D7p7p.jpg

ペーパーがカットされます。

https://static.croccha.com/contentful/6qe2xRYhXy5qWyLFFDxVLo.jpg

カッティングパッドには、刃の傷がつきます。これは自然なことです。

https://static.croccha.com/contentful/3KEX2g5HerwvRxCHq383L8.jpg

何度も使ううちに透明だったパッドの向こうが見えないくらい傷だらけになり、さらに圧力でそり返ってきますが、カットに支障はありません。

https://static.croccha.com/contentful/6q6Q5vJeLjlg0NMhyFgVgY.jpg

カッティングパッドは別売りされていますので、傷跡がペーパーの表面に模様をつけるようになったり、カットしたフェルトや布地が食い込んで剥がしにくくなったりしてきたら、買い替えされると良いでしょう。

シジックスのミニマシン、サイドキック(詳しくはこちら)でダイカットデビューされてる方もいらっしゃることでしょう。カッティングプレートを並べてみると、こんなにサイズが違います。

https://static.croccha.com/contentful/7wyH5PKgtabXiDbFKCjTIP.jpg

レギュラーサイズのフォルダウェイがあれば、サイドキックには入らなかった大判ダイを使ったペーパークラフトも楽しめます。

https://static.croccha.com/contentful/6p2ZmRZqoo7RrjcnBYM4bU.jpg

サイズを活かして、こまごまとしたパーツを一気にカット!も可能です。

https://static.croccha.com/contentful/6pwMATZGshh5ArEShyP6Xi.jpg

1回のカットでパーツが揃い、すぐにカードのアセンブリーに取り掛かることができます。

https://static.croccha.com/contentful/5qQ7d1DJ6loGTa9dH1e1FF.jpg

ビッグズ(Bigz)という、フォーマットの違うダイもカットできます。

https://static.croccha.com/contentful/3yUEtvOhSaqJeWHgO1TbYR.jpg

薄いステンレスのダイに慣れていると、「いったい何だろう?」と疑問に思うような形とサイズ。

https://static.croccha.com/contentful/yKSbqCbp6u1MPVfuBZZ0t.jpg

片側がスポンジ素材になっていて、この中にダイの刃が埋まっているようです。薄いステンレスのダイよりもヘヴィデューティーで、チップボード、レザー、メタルシートなど、ペーパー以外の素材にも対応できるのが利点です。

https://static.croccha.com/contentful/2PMojii0XtaSwi8D5QAGUH.jpg

ビッグズダイを使う際は、プラットフォームとアダプターは要りません。カッティングパッドに刃(スポンジ素材側)を上に向けて置き…

https://static.croccha.com/contentful/3uxJ0k6GuIny1wnScrA9ZT.jpg

その上にカットしたいもの(ペーパー、フェルトなど)を乗せます。

https://static.croccha.com/contentful/2XXkNj1aAKEImUkdam1YZV.jpg

もう1枚のカッティングパッドを被せ…

https://static.croccha.com/contentful/4hp2sPM7NsYF77DNfMBaEw.jpg

マシンにセットして、ハンドルをクルクル。

https://static.croccha.com/contentful/7kqunWtsHQx70tt4TtW1ud.jpg

気持ち良いくらい、スパッとカットされました。

https://static.croccha.com/contentful/63lwxLoj7k7A5HE7CPaQtp.jpg

マシンを使い終わったら、ベースを左右から引っ張ってロックを外し…

https://static.croccha.com/contentful/3MgnKpnUp85Wx9s1WAieKg.jpg

畳みます。

https://static.croccha.com/contentful/11W6P4GqBbDPS87dHf7dFf.jpg

ハンドルも戻せば、収納しやすいコンパクトな状態に。

https://static.croccha.com/contentful/4EceqPyapBrl6g2VlMmDgb.jpg

すぐに手が届く棚や机の足元に置いても邪魔にならないので、いつでも使えて便利です。

3.まとめ

作りが大変しっかりしていて、丈夫で頼れるカッティングツール、フォルダウェイ。これまで使っていた同レベルのマシンは底が吸盤になっていましたが、フォルダウェイはそれがなくても安定する、ずっしり&どっしりなマシンです。

タフな中身とは裏腹に、見た目はホワイトとグレーのおしゃれな姿。しかもコンパクトにたためるので、収納場所も取りません。

ダイカットマシン初心者さんにも、買い替えをご検討のベテランクラフターさんにも、ぜひぜひお試しいただきたいフォルダウェイ。私のクラフトルームにはなくてはならない存在です!

この記事で紹介したアイテム

前の記事をみる次の記事をみる
marikobrown
marikobrown
編む、縫う、刺す、切る、貼る…ハンドメイドはどのジャンルも子どもの頃から大好きで、海外に移住した現在...
前の記事をみる次の記事をみる