ペーパーパンチだけで作るお花のスワッグでスクラップブッキング
作品レシピ
2023年01月21日

ペーパーパンチだけで作るお花のスワッグでスクラップブッキング

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ペーパークラフト歴が長くなり、手持ちのサプライにも専門的なものが増えました。用途が限られるものやカードメイキングやスクラップブッキングを本格的にやったことのある人にしか知られていないような、コアな道具や材料です。 

 

あらゆるニーズに対応できるツール類が揃っているにもかかわらず、なぜかここのところ心惹かれているのがペーパーパンチ。初歩的な道具の代表みたいなものです。収納場所を取らないダイで代用できるデザインが多いので数年前の引越し時に思い切って相当数のパンチを手放したのに、最近また増えつつあるのが現状です。 

 

なぜって?やっぱり手軽だからです!パッと手に取って、サクッとパンチ。もう1枚お花が欲しい、別の色の葉っぱも欲しい、とパーツを並べながらさらに必要になった時にすぐに作り足せる便利さを再確認しています。 

 

複数のブランドのさまざまなサイズとデザインのパンチを持っているので雰囲気の似たものを組み合わせてカードメイキングやアルバム作りに取り入れていますが、これから増やしたいという方に最適なパンチのセットを見つけたので購入してみました。レイヤーにできるタイプの、パンチには珍しいセットです。 

 

普段はカードやアルバムの台紙の上でフラワーアレンジすることが多いのですが、ここでは単独のスワッグにしています。お花のアレンジには頭を悩ませることが多いので、余裕があるときにあらかじめて作っておけばカードやアルバムの仕上げにさっと乗せられて時間短縮に。 

 

パンチのコツや向いているマテリアル等含め、詳しい作り方をご説明いたします。 

ジャンル:
ペーパー
クラフトペーパー クラフト

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

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・お花のパンチセット

・穴あけパンチ

・ペン型ののりまたは細く出せるボンド

・(あれば)クイックスティック

・(あれば)葉っぱや枝のパンチ

・カラーペーパー

2.作り方

大中小の3サイズの違ったデザインのお花のパンチのセット。カットしたパーツを重ねて使うこともできる、レイヤリングタイプの珍しいパンチのセットです。

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パンチはレバー式になっているので、机の上に置いてペーパーをスライドさせてこんなふうに上から押し下げて使う方が多いかと思います。

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私はパンチの刃を上に向けて手で持ち、カットされるところが見えるようにしてパンチしています。

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こうするとペーパーのふちからギリギリのところでパンチできて、ペーパーの無駄が防げるのです。

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複数の色のペーパーで何枚かお花をカット。

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めしべの部分が欲しい場合は、ホールパンチが便利です。ペーパークラフト用のものがなくても大丈夫。普通の事務用品の穴あけパンチでも同じようにできます。

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これは5サイズの穴が開けられるとても便利な道具です。サイズが選べるだけでなく、ヘヴィデュティー仕様なので厚紙やチップボード、薄いメタルシートなどにも使えます。

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必要なサイズのホールに合わせ、ペーパーをパンチします。

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小さなペーパーパーツの貼り付けには、ペン型ののりが向いています。

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極小のめしべの方ではなく、お花本体にのりを付けて…

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ホールパンチで作った丸いパーツをオン。

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指先で掴めないようなもっと小さなパーツの貼り付けには、クイックスティック(詳しい説明と使い方はこちら)があると便利です。

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お花が3種類できました。

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いちばん小さな星形のようなお花は、花びらが交互に見えるように2枚重ねにするとデイジーのようになります。

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パンチなら作り足しも簡単なので、とりあえず少なめにお花を用意。

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あれば葉っぱもパンチするとスワッグのバランスが良くなりますが、ここで少々問題が。パンチした切り口のところどころが白くなっています。

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これは、片面プリントのペーパーを使っているためです。

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プリントではないソリッドのカラーカードストックを使えばこのような問題は生じません。パンチには、断然ソリッドペーパーが向いています。

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反対の面が白のプリントペーパーを使う場合は、パンチの切り口の毛羽立ちを抑えるために刃を研ぐか(研ぎ方はこちら)、またはプリント面と似た色のマーカーで側面を塗ると目立たなくなります。マーカーはブラシ式のものが使いやすいです。同じ色がなければ、ひとつシェードの薄い色を選びます。

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パーツの準備ができました。

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あれば枝をパンチしてベースを作ります。なければハサミで適当に補足カットしたペーパーを土台にします。見えなくなるので適当でOK。

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枝のパンチを使う場合は、2枚カットして左右対象になるように並べます。

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いちばん大きなお花にベースを貼り付けます。

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もう1枚のお花の裏にのりをつけて…

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枝(ベース)を挟むように貼り付けます。

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次に小さいお花を隣に並べます。この時点ではのりは付けず、仮置きです。

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左右対称になるようにバランスよくお花(と葉っぱ)をアレンジします。

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デザインを決めて…

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裏にのりをつけてベースに貼り付ければスワッグの完成です。

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大きめに作ったので、そのままカードのモチーフとして使えます。

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アルバムページの飾りにも!左右対称でない小さいスワッグも作って左上に足しました。

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バラバラのお花をアルバム台紙上でアレンジしようとすると、試行錯誤して写真までのりだらけになってしまったり、何より時間がかかってしまいます。余裕のある時にスワッグに仕上げておくのがおすすめです。

3.まとめ

本格的な道具がすっかり揃っているにもかかわらず、最近また増やし始めているペーパーパンチ。とても便利なので、ダイほどデザインやサイズが豊富ではないのについつい手が伸びてしまうのです。大中小の3サイズのお花がセットになったレイヤーパンチを使い、アルバムにもカードにも合わせやすいスワッグを作りました。

パンチはテーブルに置いてレバーを押し下げる形で使う方が多いと思いますが、持ち上げて刃を上に向けてカットするとズレが防げ、ペーパーの無駄にもなりません。めしべの部分には、穴あけパンチを使って作った小さなパーツを。サイズが選べるのであれば便利ですが、クラフト用のものでなくても十分です。事務用の穴あけパンチでももちろん同じように作れます。

パーツののり付けには、ペン型ののりや細く出せるクラフトボンドが最適です。あればクイックスティックというペタペタ素材のティップで小さなパーツを拾い上げると、作業が大変スムーズになります。なければピンセットなどを使っても良いでしょう。

パンチには、プリントペーパーではなく全体が染まっているソリッドタイプのカードストックが向いています。片面が白のプリントペーパーを使う場合は、パンチの刃を研いで毛羽立ちを防ぐと良いでしょう。白い部分ができてしまった場合は、似た色のマーカーで側面を塗ると目立たなくなります。

ああでもない、こうでもない、と細かいパーツを並べながら試行錯誤するのがカードメイキングやスクラップブッキングの醍醐味ではありますが、既存のエンベリッシュメントでサクッと仕上げたいこともあります。そんな時にぴったりなのが、お花のスワッグ。余裕のある時にパンチでいくつか作っておくといいですね。ぜひお試しを~。

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編む、縫う、刺す、切る、貼る…ハンドメイドはどのジャンルも子どもの頃から大好きで、海外に移住した現在...
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