夢色クラフト！ダイとスタンプのユニコーンカードの作り方

1．材料と道具

・ユニコーンのダイ
・コーディネートスタンプ
・ダイカットマシン
・カラーペーパー
・インクパッド
・アクリルブロック
・ペン式ののり
・クイックスティック（あれば）
・ミスティ（スタンピングツール）
・テープのり
・ペーパートリマー
・2つ折りカード

2．作り方

コンコード＆ナインス社のダイのセットは、細かいパーツがいっぱい。クリスマスカード作りに使ったお家のダイのセットもこのブランドのものでした。ユニコーンのシルエットだけではなく、重ねられるたてがみやしっぽ、ツノ、ひづめまでが別ピースになっています。

ダイカットマシン（使い方はこちら）にかけて必要なパーツをカットします。

ユニコーンと虹は相性抜群。4本のピースが一度に抜けるタイプなので…

4色のカードストックでカットして組み合わせます。

フレーズのスタンプが入れられるバナーはバラバラになってしまいますが、後で組み立てるのでご心配無用です。

このダイのセットには、コーディネートされたスタンプのセットが別売りされています。

ユニコーンはそのままでも十分可愛いデザインですが、スタンプでお顔を入れることができます。アクリルブロックに貼り付け、スタンプします（クリアスタンプの使い方はこちら）。

弧を描いたバナーに入れるフレーズは、レイヤースタンプになっています。2つのピースを重ねることでひとつのイメージ（この場合はフレーズ）が作れるスタンプです。

ひとつ目のスタンプだけでは意味不明ですが…

次のスタンプを重ねると、「Have a Magical day!」。2ピースのレイヤースタンプなので、同じ色のインクパッドでも別の色を選んでカラフルにすることも可能です。

パーツを重ねてユニコーンを作ります。小さなペーパーパーツの貼り付けには、先が細くて量の調節もきくペン型ののりが最適です。

面でべったり塗らなくても、点で置くように乗せるだけで十分です。

所定の位置に貼り付けます。

たてがみやしっぽよりもさらに小さなツノやヒヅメの貼り付けには、クイックスティックというペーパークラフトツールがあると便利です。

クイックスティックは、後ろ側が突く道具になっています。尖った先と平たい先が選べるようになっていますが、ここでは完全に外して2つのツールとして両手でそれぞれを持って使います。

極小のツノのピースの裏側ではなく、ユニコーンのシルエットの本体の表側にのりをつけます。

クイックスティックの先でツノを拾い上げます。

クイックスティックの先からは、練り消しゴムのようなペタペタする素材がちょこっと顔を出しています。この弱粘着性を利用して小さなペーパーパーツやシークイン（スパンコール）、コンフェティなどを拾い上げて移動させるのが、このツールの機能です。

拾い上げたツノのパーツを、のりをつけた位置に乗せます。

本来はのりの粘着力の方が強いのでクイックスティックを外せばそのまま貼り付くところですが、何せサイズが小さいため、補助をしないとクイックスティックの方にくっついてしまいます。そこで、クイックスティックの後ろ側から外しておいた先の尖ったツールを反対の手で持ち、押さえながら…

クイックスティックを離すというわけです。

これで、細かいパーツもストレスなく貼り付けることができます。

バナーをカットした際にできた小さなピースものりづけして組み立てます。

虹と雲はフリーハンドでも接着可能ですが、バランスよく合わせたい場合は…

ダイカットした後の抜け殻をテンプレートとして使うと良いでしょう。

4色のペーパーでカットした虹のピースを、それぞれのサイズのところにパズルのようにはめ込みます。

4本ともはめ込んだら、先にのりをつけます。

バランスよく雲を貼り付けて…

テンプレートから外せば出来上がりです。

コーディネートスタンプのセットには、背景が作れるピースも入っています。

これは、ターンアバウトという特殊な使い方をするユニークなバックグラウンドスタンプ（使い方はこちら）です。

ペーパーを90度ずつ回転させながら、4色のインクを用いて4回スタンプすることで…

背景が完成します。

セットには、ボーダーダイも含まれています。

薄いブルーのペーパーを数本カットして…

もこもこの雲に見立てます。

マットからはみ出した部分は、裏側を上にしてペーパートリマー（使い方と選び方はこちら）で切り落とします。

フレーズのバナー、虹、メインのユニコーンをテープのりで貼り付けます。レイアウトを確定するまでは、仮どめテープを使うのも良いでしょう。

マットの裏側にテープのりを引きます。

2つ折りカード（作り方はこちら）の表紙に貼り付ければ…

パステルカラーのユニコーンのカードの出来上がりです。

3．まとめ

昨年のクリスマスカード作りに続き、またまた細かいパーツがいっぱいのコンコード＆ナインス社のダイのセットを使いました。ダイカットマシンやミスティなど、あればペーパークラフトの楽しみが100倍になるペーパークラフトツールが総登場！小さなパーツを拾い上げて移動させるのに便利なクイックスティックも、マストアイテムのひとつです。

ワンポイントをポン、とスタンプするだけのシンプルカードも大好きだけれど、ツールを駆使したペーパークラフトは楽しい時間を過ごせるだけでなく、送った相手から嬉しい感想を聞けることもしばしばです。少しずつ揃えて、ペーパークラフトの世界を堪能してみませんか。思いがけず、ちまちま作業にはまってしまうかもしれません。