目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
クリスマスツリーの飾り付けはもう済ませましたでしょうか?これからという方にぜひ見ていただきたいのが、家にある材料で作れるホームメイドのオーナメントです。
アメリカではよく知られており、雑誌などの手作りオーナメント特集には必ず出てくるクラフトです。お塩を使うのでソルトドウオーナメント(salt dough ornament)と呼ばれます。日本語では、「塩粘土」と訳されるようです。
オーブンで焼く(乾燥させる)プロセス以外は安全なので、キッズクラフトとしても人気です。粘土のように捏ねて形を作ったり、手形を押したり、クッキーカッターで型抜きしたりと、自由な発想で楽しめます。乾燥後もペイントしたりグリッターをかけたりと、クリエイティビティが試されます。
基本の作り方です。
・小麦粉 1カップ(120g)
・塩 1/4カップ(70g)
・お水 3オンス(90ml)
・クッキー型
・めん棒
・クッキールーラー(あれば)
・スクリューアイピン(ヒートン)
色をつける場合
・アクリル絵具
・絵筆
基本の材料は、小麦粉、塩、お水のみ。配合は、小麦粉1カップ(120g)に対し、塩は1/4(70g)カップ、お水は3オンス(90ml)です。ここではその倍量で作ります。
ボウルに小麦粉と塩を入れます。
木べらなどでよく混ぜます。
そこにお水を入れてよく混ぜます。
お水が吸収され、粉っぽさがなくなってきたら…
手でよく捏ねます。
滑らかになればOKです。
数回に分けて形成する場合は、使わない分をラップに包んで乾燥を防ぎます。
クッキーカッターで型抜きする時は、2枚のパーチメントペーパーやワックスペーパーなどで生地を挟むとくっつきにくく、作業しやすくなります。
めん棒で生地を伸ばします。
一定の厚さに生地を伸ばす時、ガイドがあると便利です。これはシリコン製ですが、日本ではアクリルやアルミでできたものが主流で、クッキールーラー、またはケーキカットルーラーなどと呼ばれるようです。ここでは1/4インチ(約6mm)厚さのガイドを使います。
ルーラーは、2本セット。生地の両脇のめん棒の長さより狭い位置に置いて…
ワックスペーパーを被せてめん棒を転がします。めん棒がガイドの厚さより低くならないので、均一に伸ばせるというわけです。
生地を伸ばしたら上のワックスペーパーを剥がし、打ち粉を振ります。
生地全体に擦り付けます。
ワックスペーパーを戻してひっくり返します。
反対のワックスペーパーを剥がし、打ち粉を擦ります。
クッキーカッターで型抜きをします。
クリスマスなどシーズンもののデザインのクッキーカッターは、100円ショップなどにも豊富のようですね。
型抜きした生地をオーブン皿に並べ、ストローなどを使ってひもを通す穴をあけます。
あればスクリューアイピン(ヒートン)でもひも通しの穴をつけられます。
形が崩れないよう押さえ、てっぺんにアイピンを埋め込みます。
残った生地を丸め直し、再び伸ばして型抜きします。
どうぶつさんのオーナメントも作ります。
オーブン皿に並べ、200°F(95℃)で様子を見ながら2~4時間ほど加熱して乾燥させます。時間はオーナメントの厚さや大きさによって異なります。
カチカチに固まったら出来上がりです。
そのまんまの素焼きの雰囲気も好きですが、夫の強い希望でアクリル絵具でペイントしました。
ひもを付ければオーナメントの出来上がりです!
小麦粉、塩、お水という家にいつもある材料のみで作れるオーナメント。粘土のように捏ねて形を作り、低温のオーブンでじっくり乾燥すれば完成です。クリスマスデザインのクッキーカッターがあれば形成もあっという間。焼きっぱなしの素朴な味わいを活かしても、カラフルにペイントしても可愛いです。
ツリーやガーランド、リースなどの飾りにするには、吊るすひもを通す穴が必要です。焼く前にストローなどで生地に穴をあけるか、アイピンなどを差し込むと良いでしょう。
ツリーの飾り付けがこれから、というみなさま、ぜひチャレンジしてみてください。