目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
スタンドアローンダイの一種である、テンプレートダイ。お気に入りのリボンのダイをご紹介いたしましたが、実はカード作りにたびたび取り入れているものがもうひとつあるんです。1枚もののダイなので、組み立てがますます簡単!
そして今日はダイカットのもうひとつの楽しみ、ファブリックカットもご紹介いたします。
・ダイカットマシン
・ペーパー(折り紙など)
・テープのり
・フェルト
・グルーガン(または針と糸)
ダイはこんな形をしています。1枚のピースになってカットされるので、組み立てがとても簡単です。
でもちょっとしたデメリットも。複数のパーツを抜いて組み立てるタイプのものと違い、ペーパーの端切れを再利用したり、こんなふうにぎっちり並べたりということができません。
サイズが大きくなるだけでなく、複雑な形をしていることも多いので、手軽なミニマシンのプレートには乗り切らない場合も出てきます。
そんな時はフルサイズのマシンの登場なのですが、今日はこれで乗り切っちゃいます!
たくさん入っていてお得な、ダイソーの折り紙を使います。
ギンガムチェック柄は、斜め使いが100倍可愛い!
マスキングテープで必ず留めます。プレートからかなりはみ出していますが、大丈夫。
マシンにかけます(詳しい使い方は、こちら)。
当然、カットされていない部分が残っています。
カットされなかった部分がプレートに乗るように配置し直してもう一度マシンにかければOKです!マスキングテープで固定していれば二重に切れてしまうこともありません。
ご覧の通り、1回でカットしたのと変わりありません。
中央とリボンの足それぞれ、合計3ヵ所にスコアライン(折る場所のガイド)が入ります。
スリット(切れ目)も2ヵ所入ります。
ガイドに従って2ヵ所を折り上げ、テープのりで貼ります。
端と端を寄せて…
スリット部分をかけ合わせます。
折り紙は薄いので必要ありませんが、ハガキの厚さかそれ以上のカードストックの場合は、フローラ&フォーナのダイを使って作った時のように指の丸みを利用して反らせてから寄せると上手く行きます。
中央の結び目の部分を折りながら巻きつけて、テープのりで留めれば…
完成です。
このダイは、ワッフルフラワークラフトのもの。オープン当初からリボンのデザインの商品が多いブランドでしたが、これは改良版なんです。
より可愛く、より作りやすくなっただけでなく、最新版は3サイズ入り。
カードのデザインに合わせてサイズが選べるので、とても重宝しています。
ダイはペーパーだけでなく、布やフェルトもカット出来ます。
ペーパーと同じように扱うことができますが、素材によっては1回ではカットされない場合があります。そんな時は、ハンドルをくるくる回して…
プレートをマシンの向こう側に完全に送り出し…
そのままハンドルを逆回転させて、向こうからこちらへ戻します。
これを何度か繰り返します。
くっきりカットが入りました。
それでも繋がった部分が残ってしまう場合もあります。
引っ張ったりせずにハサミで補助を入れます。
接着は、グルーガンが便利です。なければボンドでもOK。
中心の結び目部分でくるりと包むようにして裏で接着すれば…
完成です。
針と糸を使って縫い合わせてもOK。つなげる部分は最終的に隠れるか裏側になるので、あまり気にせずに作れます。
春のカード作りでは、イースターバスケットのハンドルにフェルトのリボンを。
お誕生日カードのフレーズのプレートにもアクセントとしてつけました。
とっても楽しいので、フェルトでリボンを大量生産!ペーパーを枝と葉っぱの形にパンチして作ったリースにも付けました(ペーパーリースの作り方は、こちら)。
組み立て簡単な1枚もののテンプレートダイ。小さなパーツのダイを無くす心配もないし、なにより折ったり貼ったりする箇所が少ないので、複数のピースでカットして組み立てるタイプよりもうんと楽に作れます。
このダイに限らず、ステンレス製のダイは布やフェルトもカットできます。つながった部分は引っ張らずにハサミで切るなどちょっと手をかければ、布小物のアクセントやヘアゴムの飾りなど、いろんなハンドメイドに利用できます。
フェルトをダイカットしたクラフトは、私も大好き!またご紹介できたらと思います。