目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
クッキーやキャンディーのお裾分けやちょっとしたプレゼントに最適の、トリートトッパーを使ったラッピングをご紹介いたします。ハロウィンがやってくるので、おばけやフランケンシュタインのスタンプでトリック・オア・トリート仕様で楽しく作りましょう。
・トリートトッパーのダイ
・ダイカットマシン
・ハロウィンカラーのペーパー
・スタンプ
・スタンプポジショナー
・インクパッド
・テープのり
ダイを使ってペーパーをトリートトッパーの形にカットします(ダイカットマシンの基本の使い方は、こちら)。
トリートトッパーのダイは、アメリカのスタンプ会社からさまざまなサイズとデザインのものが販売されています。私はエイヴリーエル社のものを愛用しています。
形が可愛いだけでなく、ふちに点々模様も入ります。
ハロウィン向けに、オレンジとパープルのペーパーをカットしました。
ハンドル部分が抜け、真ん中に折り線が入ります。
山折りにすると…
トリートトッパーの形に。表と裏があるので、スタンプやステッカーで飾る場合は気をつけます。
大きなおばけをスタンプしましょう。
台紙よりも大きいスタンプを部分的に使う場合は、スタンプポジショナー(詳しい使い方はこちら)があると失敗がありません。L字の形をしたハンドルの角にアクリルプレートをしっかり寄せ、持ち手の角も合わせてスタンプします。
作ったガイドを台紙の上に乗せ、スタンプしたい位置を決めます。
決めたらL字型のハンドルを同じ角に戻します。
ハンドルを動かさないように気をつけ、ガイドのプレートを外します。
ハンドルの角と持ち手の角を合わせ、垂直に下ろすようにスタンプを押します。
これで、最初にガイドで決めた位置にスタンプができるというわけです。
フレーズを入れます。おばけには、「BOO!」が定番。人をおどかす時にいう言葉です。これはクリアスタンプなので必要ありませんが、ウッドマウントのラバースタンプを使う場合はスタンプポジショナーを使うとよいでしょう。
シンプルだけどインパクトのあるトリートトッパーができました。
ハンドル部分は避け、内側にテープのりをつけます。
予め封をしたお菓子の袋を接着して…
挟んで押さえれば完成です。いびつな自家製クッキーも立派に見えるかな?
次はクモの巣のスタンプを使いましょう。
バランスよく入れるには、スタンプポジショナーが強い味方です。
「HAPPY HALLOWEEN」のフレーズをスタンプ。
さらにクモの巣を入れていきます。
クモの巣には、もちろんクモ。
ほどよく不気味な感じになってきました。
裏にテープのりをつけてお菓子の袋のトップを挟むように貼り付ければ、できあがりです。
いかにもハロウィンっぽいオレンジの台紙のトリートトッパーも作りましょう。フレーズのスタンプをまっすぐに入れたい時も、スタンプポジショナーがあるとうまくいきます。
位置も狙った通りに、まっすぐにスタンプできました。
キャンディコーンのスタンプを使います。
ふにゅっとした練り菓子のような食感の、アメリカではハロウィンキャンディの定番中の定番です。
ランダムに散らしたい場合は、スタンプを持つ手をそのままに、台紙の方を回転させながら押していくと自然な感じに仕上がります。
4種類のキャンディを小袋に分けて入れ、バラエティパックに。ほんのひと握りずつのキャンディも、見栄えのするギフトバッグになりました。
フランケンシュタインのスタンプも私のお気に入りです。角度をピシッと決めたいので、スタンプポジショナーを使います。
フレーズも真ん中に入れたいので、スタンプポジショナーで。
左右対象のデザインも、スタンプポジショナーがあれば確実です。
ガムの入った棒付きキャンディをアソートメントにしました。
いつものスタンプですっかりハロウィン準備ができました。
形の不均一な自家製クッキーも、大袋で買ったお徳用のキャンディも、袋に入れてトリートトッパーをつければ見た目も可愛く気の利いたプレゼントに。手軽なので、アメリカではパーティー客への帰りの手土産などにもよく使われるペーパーアイテムです。
スタンプやシールなどで飾る面が割と広いので、季節やイベントごとにデザインを変えたり、アルファベットなどで名前等を入れることも可能です。
ハンドルにリボンを結びつけたり、タグをぶら下げたり…と、ぜひ自由形で楽しんでみてください。