エンボスラベルメーカー(ダイモキャプションメーカー)の使い方
基礎テクニック
2020年07月19日

エンボスラベルメーカー(ダイモキャプションメーカー)の使い方

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アルバムページの文字入れにはアルファベットのステッカー、スタンプ、パンチなどを使いますが、もうひとつ、私が以前から大好きで愛用しているツールがあります。ダイモキャプションメーカーというものです。 

  

プラスチックのテープにアルファベットや数字、記号などを打刻する、おもちゃみたいな可愛いラベルメーカー。ダイヤルをくるくる回して希望の文字に合わせ、ハンドルを握ってカチッとひとつ打っては次の文字に合わせ…という単純な作業に心が躍ります。 

  

出来たラベルも、ハンドルを握る力が不均一だと文字が濃く出たり薄く出たり、まっすぐにならなかったりで、いかにも手作りという雰囲気がとても気に入っています。レトロ感のあるフォントも、手作り作品に温かみを加える気がします。 

  

ペーパークラフトにはもちろん、収納ボックスのラベルやファイルのタブ、インデックスなど、デスクまわりのオーガナイズにも日常的に使っているダイモキャプションメーカー。総称はエンボスラベルメーカーというようで、実は私もダイモ以外にも類似品を持っています。モデルによってテープの入れ方が違いますが、使い方はどれも一緒です。 

  

基本の使い方をご紹介いたします。 

 

 

ジャンル:
ペーパー
クラフトペーパー クラフト

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.使い方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

https://static.croccha.com/contentful/6cpKw28ocFPC0LnOl7lVnR.jpg

・エンボスラベルメーカー(ここではダイモキャプションメーカーを使用)
・専用テープ

2.使い方

ダイモキャプションメーカーはこんな形をしています。

https://static.croccha.com/contentful/4ebQGlqEkYddFiqQHvMrRm.jpg

大きい感じがするかもしれませんが、プラスチック製でとても軽く、手の小さい私でも無理なく握れる設計です。

https://static.croccha.com/contentful/22ZLGO976nrBo9ylDAU7R5.jpg

このモデルは、テープを本体にセッティングするタイプです。

https://static.croccha.com/contentful/2AYy1B2DwKaZ6AXRYeTFDN.jpg

テープは9mm幅。純正でなくても幅さえあっていれば使えます。

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本体にセット。

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少し指で押してテープを送ります。

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ダイヤルには空白記号があります。

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これを窓から覗かせた状態で…

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ハンドルを握っては離しを繰り返すと…

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テープの先が出てきます。4インチ(約10cm)のアルバムページの端から端までカバーするラベルを作りたいので、最初の文字の前にある程度のスペースを持たせるためにテープを長めに送りました。

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「MOVIES & TV SHOWS WATHCED IN MAY」(5月に観た映画とテレビドラマ)というタイトルラベルを、2行に分けて綴ります。最初の「M」にダイヤルを合わせてハンドルを握ります。打刻するとひと文字分テープが送られ、窓から「M」がチラリと見えています。

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次は「O」に合わせて…と、ひとつひとつ綴っていきます。

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スペースを入れたい場合は、最初にテープ送りをした時に合わせた空白記号を使います。

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「&」は大文字のディスクには入っていませんが、別のディスクに発見。

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私のモデルには合計3枚のディスクがついてきました。日本にはひらがなやカタカナのディスクもあるようです。

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途中でも入れ替えができるので、大文字と小文字を混ぜたり、ハートや星形の記号を入れたりと、自由にラベルが作れます。

ディスクを右側から押すと…

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左からぽこっと出ます。

https://static.croccha.com/contentful/6iv2tbAFshvsTbXW1ZPaJe.jpg

並行にスライドさせて出し入れします。

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小文字のディスクをカチッとセットして…

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「&」に合わせてハンドルを握ります。

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「&」の後にスペースを。大文字でも小文字でも文字送りの幅は同じなので、どちらのディスクでもスペースを入れられます。

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小文字のディスクを外して大文字のディスクを戻し、残りの文字を綴ります。

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10cmの長さのラベルを作るので、最後の文字の後も少しテープを送ってスペースを作りました。

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各ディスクには、ハサミのマークがあります。

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これにダイヤルを合わせてハンドルを握ってテープをカットすると、切り端から数ミリのところに点線が入ります。

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テープの台紙を剥がすときは、ここをプチッと折って…

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引っ張ります。

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硬めのプラスチックを折ると、こんなふうに白い線が入りますよね。

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エンボスラベルメーカーはその性質を利用して打刻するので、折り目は弱点なのです。台紙を剥がそうと爪で端をカリカリすると白くなってしまうので、ハサミでカットして短くしたい時などは台紙を剥がしてからにするとよいでしょう。

2枚のラベルができました。

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これをアルバムページのトップとボトムに貼り付けます。

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余ったところをカットして…

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隙間をパンチで作ったデイジーで埋めました。

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日本の100円ショップのハートのステッカーでラベルにアクセントを入れ、5月に観た映画とテレビドラマのページの完成です。

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作ったテープをリボン形にしたい時は、ハサミよりハートの先やスクエアの角などを利用してパンチするときれいにカットできます。

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ハサミを使うとどうしても内側の角のところが白くなっちゃうのだけれど、これなら心配なしです。

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反対側をパンチする前に台紙を剥がすことをお忘れなく。

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これなら左右ともきれいにカットが入れられます。

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クロッチャのカレンダーをプリントしたページに「MAY」と入れました。「CROCCHA」のラベルはアルファベットパンチボードで作っています。

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プラスチックに圧を加えて白く浮き出させるラベルメーカーなので白のテープは見たことがありませんが、透明はあります。ここでは日付入れに使い、ストライプの黒の部分に貼っています。

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濃い色のペーパーに映え、写真に直接貼っても見栄えが良いので気に入っています。

3.まとめ

レトロで可愛いラベルが作れるダイモキャプションメーカー。テープの色も豊富なので、ペーパーとのマッチングも楽しい!日本にはひらがなやカタカナのディスクもあるようなので、いつか使ってみたいです。

手軽な上、アルバム作り、手帳、デスクまわりのオーガナイズと、用途いろいろ。きっとお気に入りのツールとなると思います。

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編む、縫う、刺す、切る、貼る…ハンドメイドはどのジャンルも子どもの頃から大好きで、海外に移住した現在...
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