目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
バレンタイン間近ですね。背景がほぼ一瞬で完成するカバーダイを使って、とってもシンプルかつメッセージがダイレクトに伝わるバレンタインカードを作りました。レッド&ホワイトのツートーンが潔い、大人可愛いカードです。
・バレンタインデザインのカバーダイ
・白のカードストック
・ダイカットマシン
・ペーパートリマー
・フレーズスタンプ
・アクリルブロック(クリアまたはクリングスタンプを使う場合)
・赤のインクパッド
・ハサミまたはコーディネートダイ
・赤の2つ折りカード
・テープのり
カバーダイ(またはカバープレートダイ)とは、カードいっぱいにデザインが入れられる大判のダイのこと。お花やどうぶつさんなどのメインモチーフを手前に持ってきて背景として使ったり、そのままデザインを活かして主役的に扱ったりと、楽しみ方はいろいろです。
カバーダイには、パーツが抜けるもの、カット模様が入るもの、そして両方の組み合わせのタイプがあります。これは、ハートの部分が抜けて点々模様が入る、コンビネーションタイプです。
カバーダイに、カードサイズのペーパーを重ねます。
ダイカットマシンにかけます。カバーダイは大きいので、レギュラーサイズのマシンが必要です(使い方はこちら)。
カードの表紙が一気に完成!
赤の2つ折りカード(作り方はこちら)に重ねると、ハートの窓から色が見えて、紛れもなくバレンタインカードに。
デザインによっては、カバーダイでカットしたマットをカード本体よりひと回り小さくリサイズした方が見栄えが良くなる場合があります。ペーパートリマーを用いて、点々のラインが終わるところでトリミングします。
カード本体の赤でフレーミングされ、よりバランスの取れたデザインになりました。
バレンタインのフレーズを入れます。
このセットは、クリングスタンプ。デザイン面はゴム製のためインクを弾きにくく、スポンジ層のおかげで圧力が均一にかかり、とても使いやすいスタンプです(使い方はこちら)。
アクリルブロックに貼り付けます。
赤のインクでスタンプします。
スタンプしたフレーズをカットアウトします。
ハサミでのカットでもOK(カットのコツはこちら)。
あれば、コーディネートダイでカットします。
繋がっている場合は、ペンチで切り離してから使います。
ずれないよう、マスキングテープで留めます。
フレーズは小さいので、ミニサイズのダイカットマシン(使い方はこちら)にも入ります。
私はハサミカットが苦にならないので毎回コーディネートダイを買うわけではないのですが、中には断然併用した方が完成度が上がる場合があります。行間が抜けて洗練された印象になり、これは買ってよかったコーディネートダイの良い例です。
仕上げをします。ハートの窓を避けてマットの裏側にテープのりをつけます。
2つ折りカードの表紙に貼り付けます。
スタンプ&カットしたフレーズもバランスよく配置すれば…
シンプル&クリーンなバレンタインカードの出来上がりです。
今年で結婚24年になる我が家では、知り合った当初からバレンタインにはお互いにカードを贈り合う習慣が根付いています。私からの今年のカードは、カバーダイをメインにしたとってもシンプルなダイカットデザインのカードです。
カバーダイには、パーツが抜けるタイプのもの、切り込み模様が入るもの、そして両方のコンビのものとがあります。ここでは白のペーパーをカットしてカラーペーパーに重ねてごくシンプルに仕上げていますが、グラデーションに色付けをしたペーパーを重ねても素敵に仕上がると思います。
カバーダイにはストライプやドット模様、森や海のシーンなど、実にさまざまなデザインが揃っています。インクを擦ったり、マーカーや絵の具で着彩したりと、ぬりえのように楽しめるのもカバーダイの良いところです。
お気に入りのカバーダイを見つけて、ぜひカード作りに取り入れてみてください。