目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
ホリデークラフトに欠かせない、キラキラ、ピカピカ、ツヤツヤ素材。さまざまなタイプのものがありますが、ここで使うリキッドパールは中でもとっておきのアイテムです。
名前の通り、パール感のある液体(リキッド)状のペイントです。ペイントなのでもちろん筆に取ってカラーメディアとしても使えますが、乾くとカチカチになって本物のパールのようになることから、ペーパークラフターさんたちの間では立体エンベリッシュメントとして人気があります。
カードのメインモチーフとしてもツリー型のタグとしても毎年大活躍のパンチを使って土台を作り、リキッドパールのオーナメントを散りばめてクリスマスカードに仕上げます。
・ツリーのパンチ
・リキッドパール
・ペーパー
・星のコンフェッティ
・細く出せるボンド
・(あれば)クイックスティック
・バックグラウンドスタンプ(オプショナル)
・インクパッド(スタンプを使う場合)
・フレーズのスタンプまたはダイ
・ダイカットマシン(ダイを使う場合)
・2つ折りカード
・テープのり
このパンチを買ったのはいつのことでしょう。少なくとも10年以上は持っています。
グリーンのカードストックをパンチします。
てっぺんに穴をあけてひもを通し、そのままツリーの形のタグとしても使えるサイズです。ここではカードに仕上げます。
ゴールド、レッド、ホワイト、ティールのリキッドパールをオーナメントに見立てます。
リキッドパールは、細いノズルのアプリケーターに入ったパール感のあるペイントです。
液体ですが、どろっとしたテクスチャーなので大変扱いやすく、量の調節が利くのも人気の理由。ボトルのサイドを軽く押すと、ノズルの先に丸く溜まります。
これを、パンチでカットしたツリーにちょこんと乗せます。
きれいな半球になりました。
なるべく同じサイズで全体に乗せます。
複数のカラーで賑やかに。ホワイトもパール感いっぱいです。
レッド、ティールも入れて、ツリーのパーツができました。このまま擦らないよう気をつけ、完全に乾かします。
乾いたら、小さくカットしたカードストックにテープのりで貼り付けます。
ツリートップにお星さまを飾りましょう。コンフェッティとは、穴のないシークイン(スパンコール)のこと。日本では100円ショップなどでも気軽に買えるようです。
小さいパーツを貼り付けるには、細く出せるボンドが便利。コンフェッティの裏側ではなく、ペーパーの方にボンドをつけて…
あればクイックスティック(ペン先から練り消しゴムのようなぺたぺた素材が顔を出しているペーパークラフトツール)を、なければピンセットや指先でコンフェッティを拾って…
ツリーのトップに移動させます。
カード本体を作ります。無地のペーパーでも良いですが、パターンペーパーや折り紙、包装紙などクリスマス風の柄入りの紙があると雰囲気アップ。バックグラウンドスタンプも最適です。ここではミスティ(使い方はこちら)を用い、キャンディケインの柄を赤のインクでスタンプしました。
フレーズは、スタンプしてカットアウトできる設計のものが最適です。
2つ折りカード(作り方はこちら)を用意します。
表紙にクリスマス柄のマットを貼り付けます。
パンチとリキッドパールで作ったツリーとフレーズのラベルをバランスよく配置すれば…
ホリデーカードの完成です。
クリスマスクラフトのとっておき素材、リキッドパール。私が初めて触れたのも、ある年のクリスマスのことでした。いただいたハンドメイドカードに使われており、「シールかしら?何だろう?」と不思議に思い、くださった方にお聞きしたのがリキッドパールとの出会いでした。
さっそくクラフトストアに買いに走り、試してみてからは私のホリデーカードの必需品に。液体とは言えどろりとしたテクスチャーなので、扱いやすいのも世界中のクラフターさんに愛される理由です。
そしてとにかく色が豊富なのも、もうひとつの魅力です。バレンタイン、イースター、ハロウィンと、あらゆるテーマに合うカラーが見つかります。
パンチやスタンプ、ダイで作ったクリスマスツリーを飾るのにぴったりのリキッドパール。ぜひ今年のホリデークラフトに取り入れてみてください。