雪が積もったツリーの作り方(スノー&フロステクニックキットの使い方)
作品レシピ
2021年11月25日

雪が積もったツリーの作り方(スノー&フロステクニックキットの使い方)

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屋根やツリーに雪が積もったようなビジュアル効果が欲しくて、何通りかの方法を試してみました。どれもそれなりに成功しましたが、いちばんリアルに見えたのがヒーローアーツ社のスノー&フロステクニックキットを使ったバージョン。グルーとエンボスパウダーのセットです。 

 

通常のパウダーでヒートエンボスした場合も加熱でぷくっと膨れてテクスチャーが加わりますが、キットに入っているパフエンボシングパウダーで表現できる立体感は比較になりません。まるで本物の雪のよう!雪国新潟出身の私が太鼓判を押すテクニックです。 

ジャンル:
ペーパー
クラフトペーパー クラフト

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

froths supplies

<基本>
・スノー&フロステクニックキット
・エンボスヒーター
・クラフトシート(または他のノンスティック素材)

<ツリーを作る場合>
・ツリーのダイ
・グリーンのペーパー
・ピンセット

2.作り方

スノー&フロステクニックキットは、ラッカーペン(細く出せる透明のグルー)とパフエンボスパウダーの2点セット。いずれもバラ売りもされています。

froths 01

クリスマスカード用に雪の積もったツリーを作りましょう。ダイを使ってパーツをカットします。

froths 02

ダイカットマシンにかけます(使い方はこちら)。

froths 03

ノンスティック加工のシートやシリコンマットなどの上で作業します。

froths 04

キットのラッカーペンでカットしたツリーにグルーをつけます。

froths 05

ブラシや指にとった方がまんべんなく塗れますが、ここはあえてちょびちょびとまだらにグルーをつける方がよりリアルな仕上がりになります。

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グルーをつけたところにパフエンボスパウダーを振りかけます。

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見た目は通常の白のエンボスパウダーと同じです。

froths 08

ここからは、普通のヒートエンボス(詳しくはこちら)と同じプロセスです。パウダーを振りかける時は、チラシなど要らない紙を半分に折った上で作業すると後片付けが簡単です。

froths 09

パウダーがまだらに付きました。

froths 10

余分なパウダーはチラシから直接容器に戻せます。

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エンボスヒーターで加熱してパウダーを溶かします。

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支えている手が熱くなるので、パーツが小さい場合はピンセットなどを使って距離を出すと良いでしょう。

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まるで本物の雪が積もったよう!パウダーが膨れ、また一部グルーも泡立ち、かなりの高さが出せました。

froths 14

冬の森のシーンのクリスマスカード作りに最適のパーツができました。

froths 15


3.まとめ

まるで本物の雪のような効果が得られるスノー&フロステクニックキット。ダイで作ったお家(作り方はこちら)の屋根やツリーに積らせたくて使ってみましたところ、思った以上のリアル感!クリスマスカード作りの定番アイテムになりそうな予感です。

お好みによりますが、グルーはあえてまだらにつける方がより雪っぽい印象になるように感じます。均等にしたい場合は、平たいブラシや指の先にグルーを取って塗ると良いでしょう。

ほどよい立体効果とリアル感でますます楽しいクリスマスカード作り。ぜひ今シーズンのホリデークラフトに試してみてください。

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編む、縫う、刺す、切る、貼る…ハンドメイドはどのジャンルも子どもの頃から大好きで、海外に移住した現在...
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